2011年12月1日木曜日

堀田修クリニック

IgA腎症治療の新たな聖地「堀田修クリニック」

IgA腎症の治療法として扁摘パルスを考案してきた仙台社会保険病院の堀田先生が、9月7日に仙台市内でクリニックを開業。東日本大震災の影響もあり、開業時期が少し遅れたものの、無事に開業したのが、その名も「堀田修クリニック」。このエントリーでは、その「堀田修クリニック」を写真メインでご紹介。 

病院らしからぬ外観と内装



写真:「六丁の目西町」バス停
最寄りのバス停「六丁の目西町」は仙台駅前から15分ほどで到着、運賃は310円
写真:堀田修クリニック建物外観
コンクリートのグレーと白い看板、そしてダークブラウンと淡いグリーンの色彩が印象的

2011年11月7日月曜日

パルス退院4ヶ月後: 堀田修クリニック初受診

3か月ぶりに仙台へ

8月に仙台社会保険病院で最後の外来受診。これからは堀田修クリニックで3ヶ月に1回ペースで外来受診ということになり、久しぶりの仙台。そして、仙台市内に堀田先生が開業した堀田修クリニックへ初めて行ってきました。仙台駅からバスで15分くらいだったかな。バスの本数が少ないこともあり、少し早目に到着。
写真:仙台駅前の4番バス乗り場
仙台駅前からのバスの本数は少なめ...。
シャレオツな建物ですな~。外観からして、あまり病院っぽくないというか。
写真:堀田修クリニックの外観
周囲には30台分くらいの駐車場スペース。思ったより大きい。

尿検査の結果は、潜血(1+)、蛋白(ー)


  • 蛋白:(-) * 前回(+-)
  • 潜血:(1+) * 前回(+-)
    • 赤血球:1~4 * 前回 10~29
  • クレアチニン:1.09mg/dL * 前回 0.75(基準値は、0.61~1.04)
  • eGFR:59.59 * 前回 90.30
  • 血糖:97mg/dL * 前回 158(基準値は、70~109)

2011年9月23日金曜日

パルス退院10週間後: プレドニン錠が内服2ヶ月目で5錠(25mg)に

体調はすこぶる良好、予定通りにプレドニンを5錠に

前回のエントリーから約5週間ぶりということで、久しぶりの更新。この3連休あたりから、夏の暑さも和らいで秋を感じる涼しさに。

さて、今週の月曜日で退院から10週間が経過。これまで、プレドニン錠を隔日で6錠(30mg)内服してきたけど、二ヶ月が経過したので予定通りに1錠減らして5錠に。これは先月の外来受診時に堀田先生から指示されていたこと。体調のほうは、これといって特に問題なし。扁摘パルス前とほぼ同じように、仕事して、食べて、飲んで、・・・という毎日。

変わったことといえば、食事で糖質(炭水化物)を控えめにしていることくらいかも。これは医師の指示とかではなく、あくまでも自己規制。あと、ビールを発泡酒の「キリン 濃い味 糖質ゼロ」に変えた。糖質ゼロの発泡酒は他にも幾つか出ているけど、たぶんこれが一番美味しい。というか、ビールに近い味のような気がする。食事に関しては特に食事制限はないものの、ウチの食事はもともと塩分控えめで野菜多めのヘルシー系なので、腎臓には優しい食生活を送れている。

気になる副作用もほとんどナシ

そして、副作用のほうはというと、ほとんどナシといってよいレベルかも。これまでに自覚症状があったものを一つずつチェックしてみると・・・
  • 不眠: これは完全になくなった。
  • 高血糖: 血糖値は測っていないので分からないが、8月の外来受診時も問題なかったし、ほぼ毎日運動もしているのでたぶん大丈夫。
  • ニキビ: 背中上部にニキビというか汗疹(あせも)のようなものができていたが、これもほぼ消えてきた。

2011年8月16日火曜日

パルス退院5週間後: 退院後初めての外来受診=最後の仙台社会保険病院受診 

蛋白、潜血ともに(+-)で、思っていたよりも順調な経過かも



パルス退院から5週間が経過した8月15日(月曜日)に仙台へ。仙台社会保険病院で堀田先生の外来を受診してきた。血液と尿の検査結果は次の通り:
  • 尿潜血:+-(赤血球:10-29/)
  • 尿蛋白:+-
  • 尿比重:1.024
  • 血糖:158mg/dl
  • CRE(クレアチニン):0.75mg/dl
    • 【参考】パルス入院中の CRE 推移:0.80 - 0.83 - 0.79 - 0.78 - 0.80
  • eGFR:90.30
    • 【参考】パルス入院中の eGFR 推移:84.14 - 80.82 - 85.31 - 86.51 - 84.14
堀田先生からは「良い数値が出ているよ。この調子なら、寛解するのも時間の問題だね。」という言葉をいただいた。退院時には潜血が史上最高の(3+)になり、一体どうなることかと思った。いろいろな人の体験談を読んでいると、退院後には数値が一時的に悪化してしまうケースが多そうだし、実際に最近の尿の色も何となく濃い気がしていたので、良い数値は期待していなかったのだけれど。しかし、潜血が(+-)とはいえ、赤血球数はやや多めだ。入院中には同じ数で(2+)だったこともある。

その他では、血糖値が158とやや高め(正常値は、109mg/dl以下)。ただ、退院後のウエちゃんは運動もしているから気にしなくてよいとのこと。あとは、クレアチニン(CRE:正常値は、1.00mg/dl以下)が0.75、そして腎機能の目安となるeGFRが90.30と、たしかに「良い数値」。でも、一喜一憂は禁物。油断することなく、寛解というゴール目指して一歩ずつ行こう。

写真:血圧測定結果の紙
血圧は最高が125、最低が70で [正常血圧]。脈拍が81で少し高め!?

2011年7月27日水曜日

パルス退院2週間後: 虫歯と歯周病の予防に "PMTC"

パルス入院中に見られた副作用は着実に軽減

パルス退院から2週間が経過。もう2週間というか、まだ2週間というか。ともかく、すっかり日常を取り戻している今日この頃。

まず、内服薬や外用薬は変わりナシなので、前回のエントリー「パルス退院1週間後: ステロイドの副作用である「高血糖」対策には "プチ糖質制限食" !?」をご覧ください、ペコリ。

次に、ステロイドの副作用。引き続き、プレドニン錠(6錠=30mg)を隔日で服用中。
  • 不眠: これはもう完全になくなったといってよいだろう。眠たくなるし、睡眠時間も十分とれている。ま、やや眠くなるのが早くて、起きる時間が早めというのはあるけど、入院中の早寝早起きのリズムが残っている感じかな。
  • 汗疹(あせも): だいぶ引いてきた気がする。退院後は、ローションはほとんど塗っていなくて、内服薬(ミノマイシン錠:朝食・夕食後に2錠)だけ。
  • 高血糖: 血糖値だけはやっぱりわからへん!(笑) ウエちゃんは個人事業主で仕事のスケジュールは自分で調整できるので、昼食後にできるだけ運動するようにしている。あとは、節電ブームとかに関係なく、エスカレーターじゃなくて階段を使うとか。
その他、特に新しい副作用も見当たらず、体調はすこぶる良好。

"プチ糖質制限食" は "プチ" なら何とかなるかも!?


dancyu特別編集 満腹ダイエット おいしい「糖質オフ」料理で楽しくやせる本

高血糖対策のアイデアとして、前回のエントリー「パルス退院1週間後: ステロイドの副作用である「高血糖」対策には "プチ糖質制限食" !?」で紹介した "プチ糖質制限食"。ウエちゃんは食事制限はないものの、血糖降下剤を隔日で内服していることもあり、過度の糖質制限は逆効果ということで、夕食だけ主食を抜く "プチ糖質制限食" にトライ中。

2011年7月20日水曜日

パルス退院1週間後: ステロイドの副作用である「高血糖」対策には "プチ糖質制限食" !?

4週間の入院を終えてから、早くも1週間が経過

先週の月曜日に退院してから、ちょうど1週間が経った。仕事には即復帰...、というか入院中も普通に仕事していたわけですけどね。それにしても、東京の夏はやっぱり蒸し暑い。必要以上の節電もあって、外出していると余計に蒸し暑く感じる。ま、入院していた病室の快適さと比べれば、どこへ行っても蒸し暑い。

さて、社会復帰してから1週間が経過したが、簡単に振り返ってみよう。

退院から1週間後までの主な経過

  • 内服薬: 今のところ、隔日での内服となったプレドニン錠をはじめ、薬の飲み忘れはナシ。カレンダーや薬の整理ボックスなんかを使った飲み忘れ対策はまだしていないけど、何かやったほうがいいかもと思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ。
    • [プレドニン錠内服日のみ:朝食前]ジャヌビア錠 25mg 1錠:血糖を下げる
    • [隔日:朝食後] プレドニン錠 30mg(5mg×6錠): 副腎皮質ホルモンで、炎症やアレルギー症状を抑える。

    • [毎日朝食後] オメプラール錠 10mg 1錠): 胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎を和らげる。
    • [毎日朝食後] ニューロタン錠 25mg 1錠): 常用薬。血管を拡げて、血圧を下げる。
    • [毎日朝食・夕食後] ミノマイシン錠 50mg 2錠: 抗菌作用のある抗生物質。ニキビを抑える。
  • 外用薬: "鼻にタバスコ!" なんて表現する人もいる塩化亜鉛の点鼻。しかし、ウエちゃんの場合は全然大丈夫。上咽頭(いわゆる "のどちんこ" の裏あたり)のあたりが少ししみるような感じはあるものの、あまり気にならない。退院日に堀田先生に塩化亜鉛を塗布していただいた際にも出血がほとんどなかったし、おそらく上咽頭の炎症がほとんど鎮まっているからなのだろう。
    • [1日3回(朝・昼・晩)] 塩化亜鉛 0.5%溶液: 上咽頭に届くように点鼻。

    • [適宜] アクアチムローション 1%: 新キノロン系外用抗菌剤、ニキビ(ステロイドアクネ)を抑える。
  • ステロイドの副作用
    • 不眠:プレドニン錠の内服が隔日になってから10日くらいになるが、入院中に顕著だった「不眠」は日を追うごとに解消されてきた。退院後は入眠剤を飲まずに就寝できている。入院中は4~5時間程度だった睡眠時間も、徐々に普段通りになってきた。
    • 汗疹(あせも):肩から胸と背中にかけての「汗疹(あせも)」は相変わらず。いわゆる "ニキビ" というか、"ステロイドアクネ" というやつ。それでも痒みとかはなく、普段は気にならない。赤みも引いてきているし、もうしばらくは様子見かな。ミノマイシン錠の内服とローション塗布を続けよう。
    • 高血糖:血糖値はチェックはしていないのでよく分からないが、昼食後にはできるだけ運動するように心掛けてはいる。あとは、これはあくまでも自主規制だが、「糖質」を控えた食事を意識するようにした。
    • その他:それ以外は、これといって副作用らしきものはない。動悸や息切れもないし、ほてりやむくみもナシ。
  • 口呼吸から鼻呼吸への矯正:次の三つを毎日実践しています。
    • かっい~う~べ~体操:入浴時などに30回以上。
    • 口閉じテープ:就寝時には口を閉じるようにテープを貼っている(優肌絆を使用)。
    • その他:食事はゆっくり時間をかけて、しっかり噛んで食べるように心掛けている。
といった感じで、特に新しい副作用などもなく、順調に社会復帰を進めているところ。さて、今日はウエちゃんの「高血糖」対策をご紹介といきますか。

2011年7月12日火曜日

退院(ステロイドパルス): ステロイドパルス入院をふりかえる

仙台社会保険病院にステロイドパルス入院して正解だった!


写真:ステロイドパルスの点滴の針を挿したままの前腕とそのバックに見える仙台社会保険病院

7月11日(月曜日)、無事に退院。6月21日(火曜日)からちょうど3週間。日数にすると21日間の入院だった。この仙台社会保険病院に入院する直前には、扁桃摘出のために仙台赤十字病院に入院していて、退院時には「仙台赤十字病院で扁摘してよかった」と書いた。今はそれと同じような気持ち。

仙台社会保険病院にステロイドパルス入院して正解だった!」である。

やっぱり、IgA腎症患者の扁摘パルス治療の症例数が日本国内では圧倒的に多いことからくる安心感。特に副作用が気になるステロイドパルス療法を受けるにあたっては、この安心感が大きかったと思う。ちょっと話をしただけでも、医師はもちろん、看護師さん、薬剤師さんと、誰もが多くの患者さんを見てきていることがわかった。入院してからの最初の数日間のうちに、もし副作用で気になることがあっても、この病院のスタッフなら任せて安心だなと思えたのが大きい。皆さん、本当にお世話になりました!!

普通であれば、これから扁摘パルス治療を受けるIgA腎症患者の皆さんには、この仙台社会保険病院を迷うことなくオススメするところだし、実際に日本各地から患者さんが集まってきている病院だ。

しかし、今年の9月、堀田先生がこの病院を辞めて、開業されることが決まっている。その名も「堀田修クリニック」。そのまんまのストレートな名前だけど(笑)、これからは「堀田修クリニック」がIgA腎症治療の "総本山" になっていくはず。ウエちゃんも9月以降の外来受診は「堀田修クリニック」に転院する予定だ。

写真:堀田修クリニックの建設工事現場
扁摘で入院する前日に見つけた建設予定地

堀田修クリニック ウェブサイト

となると、仙台社会保険病院はどうなるのかな? でも、やっぱり堀田先生がいないと......だよね。

さて、それでは、長いようであっという間に終わった3週間の入院。ウエちゃんのステロイドパルス入院をふりかえってみよう!

入院(ステロイドパルス)21日目 / 第3クール7日目(内服): 「人生リラックス」 最終日に潜血(3+)、蛋白(+-) で退院

3クール目も点滴終了後に尿潜血が徐々に悪化...


写真:最新の尿検査結果

表. 尿検査結果の推移
日付     蛋白   潜血   赤血球  備考       
2011/06/21 2+ 1+ 2+ パルス入院初日
2011/06/22 1+ 2+ 10-29/ 1クール:1日目(点滴)翌日
2011/06/23 1+ 1-4/ 1クール:2日目(点滴)翌日
2011/06/24 +- 1/スウ 1クール:3日目(点滴)翌日
2011/06/25 1+ 1-4/ 1クール:4日目(内服)翌日
2011/06/26 1+ 1-4/ 1クール:5日目(内服)翌日
2011/06/27 1+ 1-4/ 1クール:6日目(内服)翌日
2011/06/28 +- 1-4/ 1クール:7日目(内服)翌日
2011/06/29 1+ 1-4/ 2クール:1日目(点滴)翌日
2011/06/30 +- 1-4/ 2クール:2日目(点滴)翌日
2011/07/01 1/スウ 2クール:3日目(点滴)翌日
2011/07/02 2+ 5-9 2クール:4日目(内服)翌日
2011/07/03 なし なし なし 2クール:5日目(内服)翌日
2011/07/04 +- 2+ 10-29 2クール:6日目(内服)翌日
2011/07/05 +- 2+ 10-29 2クール:7日目(内服)翌日
2011/07/06 1+ 1-2/20 3クール:1日目(点滴)翌日
2011/07/07 +- 1/スウ 3クール:2日目(点滴)翌日
2011/07/08 +- +- 1-4/ 3クール:3日目(点滴)翌日
2011/07/09 1+ 1-4/ 3クール:4日目(休薬)翌日
2011/07/10 +- 2+ 10-29/ 3クール:5日目(内服)翌日
2011/07/11 +- 3+ 不明 3クール:6日目(休薬)翌日
最悪の場合、もう1クール追加で入院延長も!?
扁桃を摘出して、ステロイドパルス(点滴)をしたら、尿潜血は徐々に減っていくのかと思いきや、2クール目、3クール目はむしろ増加。3クール目に至っては、点滴3日間を終えた翌日から、(+-)、(1+)、(2+)と増え続け、さらに退院当日の朝には(3+)と、最後には過去にもあまり記憶のない(3+)にまで...。

主治医の古川先生が今朝までの検査結果を手に持ちながら、何やら神妙な面持ち。「たぶん、もう1クール追加っていう話にはならないと思うんですけど...」。そう言われて検査結果を見せてもらったら、「(3+)」が目に入ってきた。なんで最後の最後に一番悪い結果が出ちゃうんだろ...。もしかして、オレの腎臓って、厄介者なのかな。もう17年目だもんな。最悪もう1クール追加か...。
果たして、堀田先生の診断やいかに...
そして、午後になり、堀田先生の診察室へ。さっそく入院中の今朝までの検査結果を見ていただく。

「あれ? 潜血が(3+)!? なんで、(3+)も出てるんだ?」

最初は堀田先生も少し驚いていた様子。

「ちゃんと(塩化亜鉛の)点鼻やってた? あ、そうか、扁摘してすぐに来ていたからやらなかったのか。」

そして、21日間の経過を確認してからの先生の一言。

「うん、大丈夫だ。途中で一回寛解(尿所見に異常がない状態)になってるでしょ。これさえ確認できていれば大丈夫。あとは早ければ半年後くらいとか、まあ一年後には寛解できるんじゃないかな。」

たしかに、2クール目の3日間の点滴を終えた翌朝には、潜血も蛋白も(-)に一回だけなっている。このときは、尿比重も1.013で薄くない。どうも寛解できそうかどうかを判断する目安の一つとして、ステロイドパルス入院中に一回でも尿所見に異常がない状態、つまり潜血と蛋白が両方とも(-)になっているかどうか、というのがあるようだ。もちろん、あくまでも目安の一つであって、絶対条件ではない。

ステロイドパルス療法中の尿潜血の経過として、点滴すると良くなって、点滴が終わるとまた悪化するというのは、よくあるパターンらしい。堀田先生によれば、これは別に珍しくもなく、ごく普通のことだという。それを聞いてかなり安心した。
伝家の宝刀 "塩化亜鉛" 再び...
「じゃ、やっておこうか。はい、横になって。」

この入院中に点鼻をやっていなかったということで、堀田先生の伝家の宝刀 "塩化亜鉛" の登場だ。まずは口を開けて、ノドの奥にしっかり押し付けるように塗布。さらに、長い綿棒を両方の鼻の穴から奥までゆっくりと入れて、数分間そのまま放置プレイ...。

上咽頭に炎症があると、塩化亜鉛を塗布することによって出血が見られる。しかし、今回も出血はほとんど見られず、今のところは上咽頭炎は鎮まっているようだ。念のため、点鼻用の塩化亜鉛を処方された。

写真:処方された塩化亜鉛の点鼻薬
塩化亜鉛の濃度は0.5% これを1日3回点鼻する
顔を60度くらい上に向けて、ノドの奥まで届くように点鼻するんだとか。この点鼻、ある経験者の方のブログで「鼻にタバスコ」と書かれているのを読んだことがあるんだけど...(汗) 

扁摘パルス後も尿潜血がなかなか消えない場合の原因として、上咽頭炎が考えられるという定説がある。ウエちゃんは尿潜血が(3+)になっているので、念には念を入れて点鼻をすることによって、上咽頭炎が原因かもしれないという可能性を完全に消しておこうというわけだ。

基準値に戻った24時間クレアチニン・クリアランス 腎機能は回復したのか!?
安心したところで、気になっていた質問をしてみた。腎機能を示す指標となる24時間クレアチニン・クリアランス(24hCcr)の数値。昨年12月に81.2だったのが、今回の入院中の検査では98.1となり大きく改善。腎機能って回復するものなのか?
  • 24時間クレアチニン・クリアランスの数値は、腎機能を厳密に示しているわけではない。あくまでも目安程度に見ておくべき。81.2から98.1に上がったのも、誤差といえば誤差の範囲内。ただ、基準値になっているのはよいこと。
  • 腎機能は、糸球体が完全に潰れてしまっている場合を除けば、(ステロイドパルスなどによって)回復することはある。
ということで、完全に機能しない状態になってしまったものは元に戻ることはないが、その手前であれば回復する可能性は残されているということのようだ。

退院後のアドバイスは、「人生リラックス。」
退院後の注意点を中心に、堀田先生にいろいろ話を伺えたので、要点を整理しておこう。ただし、これらはあくまでもウエちゃんの場合であって、必ずしも他のIgA腎症患者さんすべてに当てはまるわけではないので、その点はご注意を。
  • 退院後はマスクしなくていい。手洗いとうがいをしっかりすること。
    • 入院中は病院内ではもちろん、外出・外泊する際も着用するように言われていたし、いろいろな体験談にも夏でもマスクは欠かせないって書かれていたりした。が、「マスク? しなくていいよ。」と堀田先生。それよりも、手洗いとうがいだそうだ。真夏でもマスクを半分覚悟していただけに、これは朗報。
  • 尿は自分でチェックしなくてよい。
    • 尿試験紙買おうかと思ったけどやめとく。一喜一憂はカラダにも良くないしね。
  • 血糖値も気にせず、カロリーと塩分さえ控え目にすれば、好きなモノを食べて飲んでいい。
    • ウチの食事は全くといってよいほど味付けに塩を使っていないから、塩分は大丈夫。むしろ、手料理が美味しいからといって、ウエちゃんがゴリ食いしないかどうかがカギ(汗)
  • 夏はどんなに暑くても、首を冷やさないようにすること。
  • ウエちゃんの口元をじーっと見て「寝るときにテープで口閉じておいたほうがいいな。」
    • 堀田先生は、やっぱり観察眼が鋭い。入院中は口閉じテープを貼って寝ていたが、まだ無意識に口呼吸してしまっているようだ。
  • 「あなたは、なんか何でも細かくキチっ、キチっとやりそうな気がするなあ...。細かいこと気にしちゃダメだよ。人生楽しまないと、治るものも治らなくなっちゃうよ。」
    • ま、たしかに几帳面なA型ですけど何か?(笑) ていうか、やっぱり17年目だし、ぶっちゃけ何もかも不安なワケですよ。入院中も意外と情報が入ってこなかったから、自分でいろいろ調べちゃうし。堀田先生が回診に来てくれていたら、もっと気楽に過ごせたかもなあと言ってみる(笑)
  • 「人生リラックス。」
    • 入院中の1クール目に一度診てもらった際に「クヨクヨしないこと。」とも言われたけど、精神面のコンディションが腎臓に与える影響が小さくないようだ。いい加減ではなく、"良い加減" で "一歩ずつ" 寛解を目指します!
というわけで、堀田先生の受診後、予定通りに退院。仙台駅から東北新幹線に乗って、糖質70%オフの缶ビールで乾杯しながら東京駅へ。扁桃摘出の入院から通算して、ちょうど丸一か月、ほぼ4週間の入院生活だった。

写真:東北新幹線の仙台駅ホームから見た青空

今日は7月11日。東日本大震災からちょうど4か月。そして、仙台の空には青空が広がり、今日から東北地方も梅雨明け。いろいろな区切りとなる日に退院となったのも何かの縁かな。

では、退院日となった今日一日を振り返ってみよう:
  • 最後の夜はよく眠れて、睡眠時間7時間30分。
  • 朝の尿検査結果は、潜血(3+)、蛋白(+-)と一番悪い結果に...
  • 堀田先生の外来を受診して無事退院!

2011年7月10日日曜日

入院(ステロイドパルス)20日目 / 第3クール6日目(休薬): いよいよ明日退院 気になっていた倦怠感は解消

日曜日は主治医回診もなく、のんびり時間が流れる最後の週末

さて、いよいよ退院を明日の午後に控えて、朝から夜まで一日を過ごすのは今日が最後。とはいえ、今日は日曜日。主治医の回診もなく、みんな診察も検査もないので、第2病棟の4階フロアはのんびりした雰囲気。

ということで、ウエちゃんは今日もノートPCを開いて仕事していただけなので、特にここに書くネタがない...(汗)

あ、昨日気になっていた倦怠感みたいなものは、今日は特に感じず。やはり気のせいだったのか、ちょっと疲れが出ただけだった模様。ヘンな離脱症状的な何かではなくて、ひと安心だ。

もうすぐ消灯なんだけど、仙台社会保険病院のこの病室で寝るのも今夜で最後か。うーん、なんかまだ実感がわかないな。でも、今夜が最後なんだね。

堀田先生に診ていただきたくて、初めて仙台社会保険病院に来たのが昨年(2010年)の11月下旬。そのとき「大丈夫、治るよ。」と言われて、早く扁摘パルスの治療を受けたいと思った。その治療を受け終わって、明日退院。堀田先生の外来を受診しながらの治療はまだ続くんだけど、入院しての治療はこれで終わり。

扁摘も、ステロイドパルスも、入院する前はそれなりに不安もあったけど、終わってみればどちらも大したことはなかった。痛みも、副作用も、覚悟していたほどではなかったというのが正直な感想。もしかしたら、運が良かったのかもしれない。ただ、プレドニン錠の内服はまだまだ続くので、副作用はまだ油断しないほうがいいよね。

ということで、退院前日のレポートをお届けします:
  • 体重が60kg台に! 病院食ダイエット状態!?
  • 今日はプレドニン錠ナシでステロイドなしの日。倦怠感も解消!
  • 血糖値は「137」、血圧は今日も「至適血圧」!

2011年7月9日土曜日

入院(ステロイドパルス)19日目 / 第3クール5日目(内服): 気のせいかな!? ステロイドパルス終了後の倦怠感

昨夜から続く倦怠感 単に暑さのせいかも!?

いやあ、昨夜はよく寝た! 昨日分のエントリーでも最後に書いたけど、昨夜は夕食後の19時くらいからベッドでウトウト。なんか仕事やら、退院後のことやら、いろいろ考えてたら脳みそが疲れてしまったような感じだった。そして、少し頭を休めようと横になったら、気がついたときには爆睡。

22時30分頃に一度は目が覚めたものの、そのまま二度寝で夜中の3時まで約8時間。さらに、昨日のブログを更新してから、さらに三度寝でまた1時間くらい。合計すると約9時間だ。

写真:書籍「神様からの教科書 IgA腎症難民だった私の十八年」の表紙
ステロイドは別名「副腎皮質ホルモン」といわれるように、本来は自分の体の副腎で作られるものである。ところがステロイドを多量に投与すると自分の体内にある副腎がこのステロイドを分泌しなくなってしまう。また副腎そのものが委縮してしまうこともある。このような状態でステロイドの使用を急激に減量したり中止したりすることは出来ない。もし、そのようなことをすると、離脱症状(体内のステロイド量が不足することによる全身脱力など)や、リバウンド(症状が一気に悪化すること)が起こる。そのためステロイドの長期あるいは多量の投与後は少しずつステロイドの量を減らしていくのだ。(引用元:書籍「神様からの教科書 IgA腎症難民だった私の十八年」柴田 豊)
これは、同じ仙台社会保険病院で扁摘パルス治療を受けられた患者さんの体験記からの引用。ここに書かれている「離脱症状」というやつなのかなとも一瞬思ったり。ただ、今日はプレドニン錠を内服して、これから隔日で内服し続けていくわけだから、ここでいう「急激に減量したり中止したり」ということには当てはまらないはず。

ま、ステロイドがどうこうよりも、なんだかんだいって、扁桃摘出から数えれば入院生活も明日で丸4週間。ステロイドの点滴が3クール目まですべて終わって、緊張の糸が途切れたというか、ホッとしたところで疲れが一気に出たのかな。考えてみれば、ステロイドパルス療法を始めて以来、不眠で睡眠時間も短い日がずっと続いていたしね。退院まであと2日あるし、もう少し様子を見るとしよう。

さて、それでは今日一日のレポートをお届けします:
  • 今日から一年間のプレドニン錠の隔日内服を30mg(6錠)からスタート!
  • 昼食に高血糖最強タッグメニュー登場!
  • 関東・甲信越では梅雨明け 東北地方はまだかな!?

入院(ステロイドパルス)18日目 / 第3クール4日目(休薬): 腎機能が回復!? 24hCcr値が 81.2 から "98.1"(基準値)に!

半信半疑な数値ながら、懸念材料が特に見当たらなくてひと安心

主治医の古川先生回診時に、そういえば入院中に行った検査で、血液検査と24時間蓄尿検査(クレアチニン・クリアランス)の結果をまだ見せてもらっていなかったのでお願いしたら、後から持ってきてくれた。
24時間クレアチニン・クリアランス
写真:検査結果用紙の数値

パルス入院の2日目から3日目にかけて、丸24時間蓄尿するという検査をした。その結果、「24時間クレアチニン・クリアランス(24hCcr)」が "98.1"(基準値:男性 : 97~137)。前回やったのは、2010年12月の腎生検での入院時。そのときの値は "81.2"。かなり数字が上がっている、ていうか、なんと基準値に戻っているではないか!

この「24時間クレアチニン・クリアランス」というのは、腎機能(糸球体濾過値)を調べる検査のこと。24時間蓄尿して、血液中と尿中のクレアチニン量と24時間尿量などから計算式を用いて腎機能(糸球体の濾過機能)を評価するものだ。腎機能の指標としては、血液検査で出てくる「eGFR(推算糸球体濾過量)」というのもあるが、それはあくまでも推算値なので、この「24時間クレアチニン・クリアランス」のほうがより正確な指標となる。

それにしても、昨年12月に "81.2" だったのが "98.1" になっている...。しかも、これは1クール目の2日目朝から3日目朝にかけて蓄尿したから、ステロイドの点滴を2日やっただけの状態での数値。うーん、こんなに劇的に腎機能って回復しちゃうものなのか!? いやいや、そもそも腎機能って回復しないんじゃなかったっけ?? 月曜日に堀田先生に詳しく話を聞いてみたほうがよさそうだ。
血液検査
表. 血液検査結果の主な数値の推移
日付  血糖  CRE  eGFR  
2011/06/23(入院3日目)1070.8084.14
2011/06/27(入院7日目)740.8380.82
2011/06/30(入院10日目)880.7985.31
2011/07/04(入院14日目)700.7886.51
2011/07/07(入院17日目)700.8084.14

  • いずれも朝5:30~6:00の間に採血。
  • CRE:血清クレアチニン値(基準値は、男性で0.6~1.2mg/dl。3.0mg/dl以上で腎不全、8.0mg/dl以上で透析となる。)
  • eGFR:推算糸球体濾過量(腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示す指標で、慢性腎臓病(CKD)のステージ分類では、90以上が正常値。)

クレアチニンは基準値の範囲内。eGFRはだいたい85前後で、正常値を少し下回っている感じ。このへんの数値はステロイドパルス療法を開始する前と、さほど変わっていないかな。

ただ、主治医の古川先生も「腎機能の指標としては、eGFRよりも24時間クレアチニン・クリアランス(24hCcr)のほうが正確」とのこと。やっぱり "98.1" をどう評価すればよいかだな。悪い数字でないことだけは確かというか、むしろ良すぎてビックリというのが正直なところ。

ま、懸念材料になるような数値が見当たらなかったので、そこはホッと一安心である。
  • 今日は点滴もなければ、内服もない "ステロイド投入なし" の日
  • 頼りになる薬剤師青木氏と再会を誓う
  • 夕食後に入眠剤要らずの睡魔に襲われて8時間 Zzz...

2011年7月7日木曜日

入院(ステロイドパルス)17日目 / 第3クール3日目(点滴): パルス入院中のステロイド点滴すべて終了 副作用はどれも想定内

副作用の上位は「不眠」、「汗疹(あせも)」、「高血糖」の三つ


今日でパルス入院の点滴が3クール目まで全て終了。明日は内服も休みで、明後日からプレドニン錠の内服が確実で始まる。これからは内服するプレドニン錠の量を徐々に減らしていきながらの経過観察モードに入っていく。

このステロイドパルス療法を始めるにあたって、一番気になっていたのはやはり副作用。そこで、このパルス入院中にウエちゃんが実際に自覚できたステロイドの副作用を顕著だったものから順に挙げてみよう。
  1. 不眠
  2. 汗疹(あせも)/ アクネ(吹き出物)
  3. 高血糖
  4. しゃっくり
  5. ほてり
まずは、やはり「不眠」。すぐ寝つけないし、長く寝れないけど、一度目が覚めれば夜まで元気。これは定番中の定番なので想定内。これからプレドニン錠の隔日内服になるけど、少しずつ寝られるようになっていくのかな?

次が「汗疹(あせも)」。ま、アクネとか、吹き出物ともいえるみたいだけど、夏場はどっちかというとあせもらしい。ただ、痒くも痛くもないので、別に気にはならない。

それから「高血糖」。これも定番なので、数値は気になるけど想定内かな。プレドニン錠の隔日内服になると血糖値がどうなっていくのかが気になるところ。

あとの「しゃっくり」は1クール目に一度出たっきり。「ほてり」は点滴のスピードが速まってしまったときだけ。その他には、「空腹感」もあるといえばある気もするが、そんなに気になるほどではなかったかな。「動悸」や「ムーンフェイス」はナシ。あと「気分の抑揚」もなかった気がする。ま、あの睡眠時間で寝不足を感じないのは、気分が高揚しているってことなのかもしれないけど(笑)

付け加えるとすれば、「血圧」と「脈拍」が2クール目くらいまでやや高めだったけど、3クール目に入って落ち着いてきた。これも副作用だったのかも?

さて、今日はこんな一日でした。
  • ステロイド点滴がすべて終了 明日からはプレドニン錠を隔日内服
  • 3クール目に入って血圧と脈拍は落ち着いてきた
  • 退院後の気になるポイントの情報収集を開始

2011年7月6日水曜日

入院(ステロイドパルス)16日目 / 第3クール2日目(点滴): パルス入院中に寛解する見込みはゼロに... 初心に戻って『一歩ずつ』

2クール目の点滴後に炎症が再燃し、潜血(2+)、蛋白(+-)


表. 尿検査結果の推移
日付     蛋白   潜血   赤血球  備考       
2011/06/21 2+ 1+ 2+ パルス入院初日
2011/06/22 1+ 2+ 10-29/ 1クール:点滴1日目翌日
2011/06/23 1+ 1-4/ 1クール:点滴2日目翌日
2011/06/24 +- 1/スウ 1クール:点滴3日目翌日
2011/06/25 1+ 1-4/ 1クール:内服1日目翌日
2011/06/26 1+ 1-4/ 1クール:内服2日目翌日
2011/06/27 1+ 1-4/ 1クール:内服3日目翌日
2011/06/28 +- 1-4/ 1クール:内服4日目翌日
2011/06/29 1+ 1-4/ 2クール:点滴1日目翌日
2011/06/30 +- 1-4/ 2クール:点滴2日目翌日
2011/07/01 1/スウ 2クール:点滴3日目翌日
2011/07/02 2+ 5-9 2クール:内服1日目翌日
2011/07/03 なし なし なし 2クール:内服2日目翌日
2011/07/04 +- 2+ 10-29 2クール:内服3日目翌日
2011/07/05 +- 2+ 10-29 2クール:内服4日目翌日
2011/07/06 1+ 不明 3クール:点滴1日目翌日

「炎症が再燃していますね。パルス入院中に寛解できてしまう場合には、2クール目の点滴が終わった後にこうして再燃することはないんですよ。」

午前中に入院中の主治医古川先生の回診で、パルス入院中に寛解する可能性がゼロになったことを知らされた。昨日のエントリーでも書いたように、2クール目の3日間の点滴が終了した翌朝の尿検査結果で、潜血が(2+)になっていたことが気になっていたのだが...。

3クール目の点滴は明日で終わる。その後は、間を一日空けてから、プレドニン錠30mg(6錠)の服用を隔日でスタート。標準的なパターン通りに、2か月ごとに5mg(1錠)ずつ減らしていきながら、ちょうど一年間プレドニンを飲み続けることに。

うーん、正直かなーり凹んだ...orz

先週、堀田先生にパルス入院中に寛解しちゃうよと言われたので、ぶっちゃけ退院後のステロイド錠服用はもうないものと思っていたというか。まだ決まってもいないのに、寛解したことを確認できてもいないのに、その気になってしまっていた自分がいけないんだけど...。ちゃんとゴールするまでは、やっぱり一喜一憂はいけませんな。家族にも報告したが、やはり落ち込んでいた...。ぬか喜びさせてしまったよね。ホント申し訳ない...。

もともと入院中に寛解できてしまうことまでは期待していなかったし、一年間はプレドニン錠を飲み続けるつもりでいたのだから、また10日くらい前の状況に戻っただけのこと。ウエちゃんの場合、IgA腎症と診断されてから17年目という長い年月が経過しているのに、ほんの4週間入院しただけで寛解しちゃうの? 寛解できちゃうなら、もちろんそれは嬉しいことだけど、この二十年近くの月日は何だったんだろ? って半信半疑でもあったわけで。

IgA腎症という病気は、そう簡単には自分を解放してくれないようだ。きっと、それには何か意味があるのだろう。今はまだそれが何なのかは分からないのだけれども...。とにもかくにも、もうしばらくの間、しっかり向き合ってみるしかないようだしね。

と、そこまで気持ちを切り替えるのに、正直に言うと時間が結構かかった(汗) 今日は水曜日なので、昼食後に外出許可をもらって、院内でのウォーキングのかわりに「週刊プロレス」を買いに北仙台駅前のTSUTAYAまで散歩。歩きながら気持ちを整理して、病院に戻ってきたところで気持ちはまた前向きに。そして、ベッドで「週刊プロレス」をペラペラめくっていたら...

写真:「週刊プロレス」の小橋建太選手インタビュー記事ページ『一歩ずつ』

プロレスラーの小橋建太選手。2006年6月に腎臓がんが見つかり、7月に右の腎臓を全摘出手術。翌2007年12月2日、日本武道館大会で546日ぶりに奇跡の復活を果たしたことでも知られている。
その小橋選手が今月23日に大阪で1年7か月ぶりにリングに復帰する。腎臓摘出の後遺症とかではなく、右肘と右膝の負傷で長期欠場していたためだ。今日買ってきた「週刊プロレス」の今週号には、小橋選手のインタビュー記事が載っていて、そのトップページには小橋選手の顔のアップ写真の横に大きく『一歩ずつ』。

うん、そうだね、『一歩ずつ』。それでいきます。

  • 炎症が再燃 残念ながら入院中に寛解する見込みはゼロに...
  • 血糖値は「154」、汗疹(あせも)の赤みもひいてきた
  • 今日は三食すべてが自己負担84円追加メニュー!

入院(ステロイドパルス)15日目 / 第3クール初日(点滴): 一時は潜血・蛋白ともに(-)になるも、潜血が(2+)に

正直気になる2クール目終了時点での結果

というわけで、2クール目の途中までの尿検査結果がわかった。途中経過みたいな感じ。

表. 尿検査結果の推移
日付     蛋白   潜血   赤血球   備考   
2011/06/21 2+ 1+ 2+ パルス入院初日
2011/06/22 1+ 2+ 10-29/ 1クール:点滴1日目翌日
2011/06/23 1+ 1-4/ 1クール:点滴2日目翌日
2011/06/24 +- 1/スウ 1クール:点滴3日目翌日
2011/06/25 1+ 1-4/ 1クール:内服1日目翌日
2011/06/26 1+ 1-4/ 1クール:内服2日目翌日
2011/06/27 1+ 1-4/ 1クール:内服3日目翌日
2011/06/28 +- 1-4/ 1クール:内服4日目翌日
2011/06/29 1+ 1-4/ 2クール:点滴1日目翌日
2011/06/30 +- 1-4/ 2クール:点滴2日目翌日
2011/07/01 1/スウ 2クール:点滴3日目翌日
2011/07/02 2+ 5-9 2クール:内服1日目翌日
2011/07/03 なし なし なし 2クール:内服2日目翌日
2011/07/04 2クール:内服3日目翌日
2011/07/05 2クール:内服4日目翌日

2クール目の点滴3日間を終えた翌朝に、蛋白だけでなく、潜血も(-)になっている。が、その翌朝、つまり2クール目のプレドニン錠内服1日目の翌朝には、蛋白は(-)のままだが、潜血が(2+)に。さらにその翌朝は外泊したため尿検査ナシ。なので、2クール目の残り2日分がどういう推移になっているかが気になるところ。

今日は主治医の回診がなかったので説明を聞けなかったのだが、夕方に3クール目のプレドニン錠が処方されて看護師さんが持ってきてくれた。看護師さんによると、3クール目からプレドニン錠は隔日の服用になるとのこと。しかし、後で袋の中身を確認してみると24錠入ってた。てことは、明日と明後日の点滴が終わったら、その翌日からは隔日のプレドニン錠内服で様子を見るということだろうか?

明日なら残りの結果も出ているはずだし、現状を確認してみよう。せっかく仙台まで来ているのだから、堀田先生のコメントも聞いてみたいところでもあるが...。ま、明日主治医に聞いてみるとしよう。

あ、そうそう昨日から同室に新人さんが一人入りました。年齢はウエちゃんと同じくらいかな? カーテンを閉め切っていて、まだ誰とも話をしていない。ただ、今日は看護師さんをなんか占ってあげているような感じで話し込んでいるのが聞こえてきた。ちょっぴり謎めいた感じ(笑) ま、いっか。

さてさて、今日から3クール目に突入。早いなあ。もう3クール目か、あっという間だ。
  • 外泊の後遺症など何処へやら...体重が60kg台へ
  • 3クール目に突入 点滴による新たな副作用はナシ!
  • 今日の血糖値は "200" 超えで「203」 大丈夫?

2011年7月4日月曜日

入院(ステロイドパルス)14日目 / 第2クール7日目(内服): 2クール目終了 ステロイドの副作用は、不眠、高血糖、そして汗疹(あせも)

吹き出物の正体は、汗疹(あせも)だった!

今日で2クール目も終了。ここまでで気になるステロイドの副作用は、次の三つ。
  1. 不眠
  2. 高血糖
  3. 汗疹(あせも)
1クール目では、これに加えてしゃっくりもあったが、例の秘伝のワザ「神3」で封じ込めて以来出ていない。

まず、一つ目の「不眠」。これはステロイドの副作用としては王道というか、定番中の定番なので、想定内。入眠剤を飲めば寝付くことができるし、2クール目に入ってからは5~6時間寝られる日も増えてきた。

次が「高血糖」。これも定番であり想定内。朝食前に血糖を下げる薬を飲んで、昼食後にウォーキングすることによってコントロールできている。毎日14時に測定する血糖値は、日によっては高めになることもあるが、それでもインシュリン注射をするまでもない範囲で抑えられている。

そして、最後に「汗疹(あせも)」。いわゆる吹き出物。大人のニキビ。肩と上腕部を中心にして、背中上部とたまに胸の上あたりにも見られる。これも体験談などでよく書かれている話だったので想定内。ステロイドを停止すれば消えるらしい。何となくニキビというよりも、あせものような感じもしていたのだが、主治医の古川先生によると、ステロイドの副作用でできる吹き出物は、まさしく "あせも" らしい。

副作用とは逆に、うれしい効果としては次の2つかな。
  1. 肌がきれいになった
  2. 血色(顔色)がよくなった
これらもいろいろな人の体験談で読んだことがあったが、自分にも当てはまっているような気がする。

というわけで、実際にステロイドパルス療法を開始する前に気になっていた副作用の数々。1クール目に強く出るといわれているし、ウエちゃんの場合は、この調子ならかなり軽めで済みそうだ。

  • 昨日増えていた体重は元通り以上に減って61kg台へ
  • 血糖値は辛うじてアンダー "200"
  • 担当薬剤師さんは堀田医師の書籍に名前が出ていた!

入院(ステロイドパルス)13日目 / 第2クール6日目(内服): 28時間の外泊から帰還 血糖値は「156」

しかし、たった一晩だけで体重が0.9kg増とは...

一泊二日の外泊を終えて、14時過ぎに病院へ帰還。そのまま諸々の数値をチェックしたところ、気になる血糖値は「156」。朝食前に血糖を下げる薬を飲んでいるし、食後に散歩もしたことによって、きちんとコントロールできているようだ。

ただ、これまで62kg台前半で落ち着いていた体重が一気に増えていた。ま、いつもは起床後の朝食前だけど、今日は昼食後という違う時間帯での測定だし、明日の朝どうなっているかだね。

さて、6月13日からまずは扁桃摘出のために入院した仙台赤十字病院を皮切りに、通算すると約3週間ぶりの外泊。28時間、外の空気を吸ってきて、いい気分転換ができてよかった。
  • 久しぶりに家族との時間をゆっくり過ごすことができた
  • 世界遺産登録が決まった平泉の中尊寺金色堂、毛越寺に初めて行った
  • 代表的な被災地として知られる南三陸町の惨状を自分の目で確かめることができた
  • 仙台駅のボランティア・インフォメーションセンターで現状を聞くことができた
  • 土曜の昼、夜、日曜の朝、昼と、病院食以外の食事を4食味わうことができた。
やっぱり、普段から食べ過ぎなのかなあ...。ボリュームの物足りない病院食が続いていたので、最初は胃が小さくなったかなと感じたりもしたのだが、気がつけばそれなりに...、いや、かなり食べていたような気がする(汗)

あと、入浴中と食事中以外の時間は、ずーっとマスクをしていた。30度近い気温の中、半袖に短パンという格好だったが、顔にはマスク。退院後もマスク必須となると、正直つらいかもしれない。季節はちょうど夏だしね...。

というわけで、今日は少し簡単にご報告ということで。

2011年7月2日土曜日

入院(ステロイドパルス)12日目 / 第2クール5日目(内服): 初めての外泊 約3週間ぶりに病院食以外の食事

中尊寺金色堂、南三陸町、そして仙台駅近くのシティホテル宿泊

扁桃摘出手術のために仙台赤十字病院に入院したのが、6月13日。それから約3週間続いている入院生活。今日は初めての外泊許可をいただき、一泊二日の外泊。

外泊するにあたって、主治医からの注意事項は特にナシ。ただ、マスクは必須。ステロイドパルス療法中の感染症予防は、基本中の基本だからね。この時期にマスクしている人は珍しいから目立っちゃうだろうな...。

<小島よしお>でも、そんなの関係ねぇー</小島よしお>

自分の身は自分で守るしかないのだからね。ちゃんとマスクしていきましょ。

写真:病院の正面玄関前
正面玄関前で家族のクルマの迎えを待つ 天気は徐々に晴天に

というわけで、入院とは全く関係のない話も含めて、今日はいつもとは少し違う内容でお届け。

  • 初めての岩手 世界遺産登録の決まった平泉中尊寺金色堂や毛越寺を散策
  • 13メートルの巨大津波に襲われた南三陸町へ
  • 夜はこれまでの仙台で一番美味しいお店で新鮮な料理を堪能

2011年7月1日金曜日

入院(ステロイドパルス)11日目 / 第2クール4日目(内服): 血糖値が辛うじてアンダー"200" そして、術後17日目で扁摘完了宣言!

3クールのステロイドパルス療法も今日がちょうど折り返し点


写真:食後にトレイを回収する棚
この病棟に引っ越してから入院患者急増、多い日は新規で10人とか。設備が不十分だったため見送っていた重篤な患者さんの受け入れが始まったこともあり、高齢の患者さんが多い。

今朝のトークは、斜め向かいのおじいちゃん。元タクシーの運転手で、身長170cmちょっとだが、以前は体重が120kgもあったという。「やっぱデブだといろいろよくないんだな(苦笑)」ちなみに、今は中肉中背でややガッチリした感じ。

震災後は避難所暮らしだったそうだ。6月から仮設住宅に入れたものの、体調が悪化して入院になったとか。
「最初の頃の食事なんてさ、ビスケット3枚によ、ソーセージ1本の3分の1だけだぜ。」
「避難所の味噌汁、しょっぱいんだもん。血圧上がっちゃってさ。」
「なんか蕎麦屋の大将とかいうのがメシ作ってたんだが不味くてな...。」

沿岸部にお住まいだったので、津波から必死で避難したそうだ。家は根こそぎ流されてしまい、生まれ育ってきた町にはもう何も残っていない。奥様の位牌も見つからず、近所の友人や知人もほとんど流されてしまい、自分だけ生き残ってしまった。そう話しながら涙を浮かべて、でもいろいろ話してくれた。こういうとき、かけてあげる言葉が見つからない。何だか自分が情けなくなる。でも、まだ一緒にいる時間はある。機会があれば、また話を聞かせてもらおうと思う。もし話してもらえるなら。

そんなおじいちゃんだが、久しぶりに好きな番組をひとりでゆっくり見られるからだろうか、テレビが好きみたいで、バラエティ番組を見ながら声を殺して笑っている背中が可愛い(笑)

可愛いといえば、昨日の夕方、2歳5か月になる姪っ子のあかりから電話が。


「もしもし~、ばーくん(ウエちゃんのことを「ばーくん」と呼ぶw)? あのね~、あかりよ~。」
「ばーくん、いたい? チクチクするの? たいへんだね~。」
「ミッキーのおうち(ディズニーランド)いきたいな~。いこうよ~。」
「ロリロンは~? ばーくん、カリロリいく~?」
「あそびにくる? あかりと あそぼうよ~。」
なんかフツーに会話できそうになっていてビックリ。聞けば、あかりも心配してくれているらしい。眉をへの字にして、いろいろ質問してくるんだとか。よし、退院したらデートに誘おうっと。

さて、今日から2クール目の錠剤内服がスタート。
  • 血糖値が「196」! 血糖を下げる薬を朝食前に飲み忘れた...orz
  • 血圧は今日も[至適血圧]!
  • 柑橘類のオレンジを難なくクリア 扁摘痕はもう怖いモノなしだ!

入院(ステロイドパルス)10日目 / 第2クール3日(点滴): あなたの血圧値は[至適血圧]です!?

馴染んできた五人部屋 初めての透析 初めての腎生検



昨日さらに一人入院してきて、これで五人部屋のベッドは満床。今日で三日目を過ごしたわけだが、みなさん礼儀正しい方ばかり。消灯後の合唱会もないし、ガサゴソ物音もしない。年代はウエちゃんより20~30歳くらい上の大先輩世代。仕事柄、この世代との接点があるようでなかったりもする。

今日は向かいのベッドに一昨日から入院しているおじさんとトーク。60代前半くらいかな。昨日初めて透析をしたそうで、この病院で何回かやって慣れてから家の近くで病院を探すんだとか。これからは週3日(1回3時間)ペースで透析をしつづけなければならないそうだ。5年前から腎不全。クレアチニン値が高めではあったが、ここ数年で急激に悪化して透析になってしまったとのこと。

昨日初めて体験した透析は「なんてことはなかったよ。寝てるだけだもん、テレビ見てさ(笑)」。体力使うという感じも全くなく、ただ終わるまで横になって待っている、そんな感じだったそうだ。「まだ水分制限とかないからマシだけどな(笑)」と明るく笑うおじさん。でも、今日は一日体調悪そうだったなあ。今回の入院は、約10日間の予定だという。

そして、お隣さんは初めての腎生検。全身麻酔も初めてなので少しナーバス気味にも見えたが、元気よく「行ってきまーす!」と出て行った。今夜はナースステーション近くの部屋に一泊すると聞き、消灯前にFRIDAYや週刊現代を差し入れ(笑) 「ありがとう。大丈夫だよ!」と笑顔を見せてたのでひと安心。

さて、今日で2クール目の点滴が終了。
  • 気になる副作用は不眠くらいか 2クール目の点滴まで無事終了
  • 「あなたの血圧値は[至適血圧]です。」!?
  • 北仙台駅前のTSUTAYAで三沢光晴を偲ぶ「週刊プロレス」をゲット!

2011年6月30日木曜日

[ホンマでっか!?] どんなしゃっくりでも、3秒あれば止められる神のなせる業 『神3』

しゃっくりが止まらなくて困ったとき、あなたはどうしますか?


  • 鼻をつまんで1分間息を止める
  • 鼻をつまんで水を飲む
  • 誰かに「ワァッ!」と大声で驚かしてもらう
  • 気づかないように背中を叩いてもらう などなど...

ちなみに、ウエちゃんがこれまで愛用してきたのは、顔を膝に付けるくらいのつもりで深くお辞儀をした状態で水を飲むというもの。
ウエちゃん的に史上最強だった技(すでに過去形...)
  1. 水(コップでも、ペットボトルでも可)を片手に、起立する。
  2. 鼻をつまんで息を止めながら、額を膝にくっつけるつもりで前かがみになる。
  3. 上あごを下、下あごを上にした状態で、息を止めたまま水をゴク、ゴク、ゴクと飲む。
  4. そして顔を上げると、しゃっくりはもう止まっているはず。
しかし、ステロイドパルス療法第1クール2日目の夜、このワザの限界を知ることとなる。そこで、看護師ATさんから伝授された秘伝の技と巡り合った。

入院(ステロイドパルス)9日目 / 第2クール2日(点滴): 入院後、初めての快晴、外出許可、そして・・・

何だか初モノづくしの一日


写真:ベッド脇の窓から見えた青空

今日は仙台社会保険病院に入院して9日目にして、"初めて" の晴れ。しかも快晴。窓の外はまだ鉄骨の枠組みとグレーのネットで覆われているけど、ネット越しであっても空が青いとそれでも爽やか。今日は仕事関係で郵送したいモノがあるため、病院近くの郵便局へ行くために "初めて" 外出許可を申請。お昼過ぎに出かけた。さらに、夕食後には思わぬ "初めて" も待ち受けていたのだが、そのお話はまた後ほど・・・。

写真:河北新報の朝刊

朝起きた後に、昨日から入院してきた隣のおじさんとしばし談笑。明日腎生検をやるそうで、全身麻酔も初めてらしい。そこで、ウエちゃんの体験談を少しお話したり、自分の治療状況をお話したり。

今年の3月でリタイアしたが、高校の教師で「情報」という教科を担当してパソコンを教えていたとか。「情報」、オレの時代にはなかったナウい教科だ。ウエちゃんはインターネット関連の仕事をしているので、少し共通点を発見。仲良くなれそうだ。あ、地元の新聞「河北新報」朝刊をくれた。あざっす!

さて、今日のトピックはこちら:
  • 主治医に質問攻め 「一休さん」の "どちて坊や[誰]" 状態に
  • 初めての外出許可申請、今週末の外泊許可も下りた
  • このブログ読者の患者さんが同じ病棟の同じフロアにいた!

2011年6月29日水曜日

入院(ステロイドパルス)8日目 / 第2クール初日(点滴): 血糖を抑える薬の効果もあってか血糖値は「130」

今日から五人部屋、そして "寛解" 目指して2クール目の点滴スタート!


先週金曜日に続いて、2回目の引っ越し。今回は同じフロアの五人部屋へ移動。他よりも遅れていた復旧工事が完了したみたい。ポジションは窓側! 今日の時点では四人が入室(うち、二名は今日から入院)。初めて顔を合わせる皆さんとの挨拶もすませ、また新しい環境での入院生活がスタート。

写真:点滴を打つ左手の前腕と点滴台に吊るされたステロイド剤のパック

そして、引っ越しが終わってすぐに点滴がスタート。今日から2クール目に入る。前回は血が吹き出るというハプニングもあったが、今日はきれいに針が入ったと担当看護師さんもご満足の様子(笑) 標本みたいに隆々としていて、針を入れやすい血管だそうだ。恐縮です!

昨日、堀田先生から入院中の寛解もありえるというお話をいただいたが、こうなったらもうそのつもりになって、攻めの気持ちで過ごしていこう。

では、2クール目の初日のトピックはこちら:
  • 五人部屋へ移動 これが最後の部屋となるか!?
  • 今日からパルス2クール目の点滴開始!
  • 初めて屋外をウォーキング 気になる血糖値は「130」

2011年6月28日火曜日

入院(ステロイドパルス)7日目 / 第1クール最終日(内服): パルス入院中に寛解の可能性も!? そして、"伝家の宝刀" 塩化亜鉛!

尿の潜血は(1+)~(+-)、蛋白は(2+)~(-)を推移


写真:ベッド脇にあるキャビネットに桜の花びらのシール
スタッフさんが教えてくれて初めて気づいた「ガンバレ」の文字

ステロイドパルス療法を始めて、ちょうど1週間。今日で1クール目が終了になる。今朝、尿検査の検査結果が分かった。これは全て仙台社会保険病院での検査結果で、扁摘をした仙台赤十字病院での数値は除いてある。昨年12月の腎生検での入院時、2月と5月の外来受診、そして今のパルス入院中の尿検査の結果だ。

表. 尿検査結果の推移
 日付      蛋白    潜血    赤血球    備考   
2010/12/20 1+ 1+ 1-4/ 腎生検入院初日
2010/12/29 1+ 1-4/ 腎生検退院前日
2011/02/15 1+ +- 1-4/ 外来受診
2011/05/02 1+ 1+ 1-4/ 外来受診
2011/06/21 2+ 1+ 2+ パルス入院初日
2011/06/22 1+ 2+ 10-29/ 1クール:点滴1日目翌日
2011/06/23 1+ 1-4/ 1クール:点滴2日目翌日
2011/06/24 +- 1/スウ 1クール:点滴3日目翌日
2011/06/25 1+ 1-4/ 1クール:内服1日目翌日
2011/06/26 1+ 1-4/ 1クール:内服2日目翌日

ということで、パルス入院当初は潜血も蛋白も(+2)になったりしているけど、これは扁摘を摘出した後だからかな。ここ数日間は、潜血が(1+)、蛋白が(-)で推移しているようだ。点滴を3日間終えた翌朝に、鮮血も一度だけ(+-)になっているし、点滴の効果があったというふうにも読める。

そして、今日の午後、外来受診時の主治医である堀田先生に急遽診てもらえることに...。果たして、堀田先生はこの結果を見て何と言うだろうか!?

というわけで、今日のトピックはこちら:
  • 今日で1クール目終了 尿検査結果が明らかに
  • "ウォーキング効果テキメン" 復活で血糖値は「172」
  • うまくいけば寛解できるかも!? 堀田先生による診断報告

2011年6月27日月曜日

入院(ステロイドパルス)6日目 / 第1クール6日目(内服): ステロイドパルス中は数時間の睡眠でもかまわない!?

ステロイドによって不眠になるのは、むしろ当たり前


写真:処方されている入眠剤「マイスリー錠 5mg」

やはり不眠が続いていうのが気になる今日この頃。ステロイドパルス療法を開始してからというもの、入眠剤ナシでは寝付けず。入眠剤を服用しても、普段のように爆睡というふうにはならない。

このところ、睡眠時間自体が十分とは言えないから、今夜は入眠剤を飲んで、少しでも早めに寝付けるようにしようかな。そう思っていたところ、看護師さんから無理に寝る必要はないよとアドバイスが。
  • ステロイドパルス期間中は、どうしても睡眠時間が短くなる人が多い
  • ステロイドで気分が高揚してしまうからで、パルスが終わればまた元に戻る
  • 夜中に目が覚めたとしても、もう眠くなければ起きてしまっていい
  • 寝不足感や身体の倦怠感、疲れなどがなければ、無理に寝ることもない
  • 極端な話、もし苦でなければ、パルス中の睡眠時間は毎日3時間でもかまわない
というわけで、睡眠時間は長いほうが腎臓にとって良いとか、そういうことでもないようだ。たしかに、睡眠時間の短い日が続いているが、目覚めはパッチリだし、昼間も気がつけば眠くなっていない。ということは、持参したノートPCで馬車馬のようにもっと働け!ってことか(苦笑)

2011年6月26日日曜日

入院(ステロイドパルス)5日目 / 第1クール5日目(内服): 血糖値コントロールにウォーキング効果テキメン!

「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」、オレもがんばる!


写真:腎センターにある透析室の中に貼られた「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」のポスター

ステロイドパルス療法を開始して以来、毎日14時に測っている血糖値。昨日は初めての内服の日だったが、それでもやはり数値は高め。ということで、今日から昼食後の13時からウォーキングをすることに。院内を歩き回っていると、いろいろな発見があったりして。

この写真の透析室もその一つ。部屋の中を少しのぞいてみると、「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」の文字が。震災直後は、ここ仙台社会保険病院が透析患者の最後の砦として、24時間体制でフル稼働した。この透析室がその中心拠点だったのかな。その当時は、院内の廊下の至る所まで、透析患者の人たちでごった返していたというし。

さて、今日のトピックはこちら:
  • 「プレドニン錠内服の極意!」を少しアレンジ
  • 血糖値コントロールにウォーキング効果テキメン!
  • 昼は洋食、夜は穴子丼、そして扁摘後11日目にしてキウイと対決!

2011年6月25日土曜日

入院(ステロイドパルス)4日目 / 第1クール4日目(内服): ためしてガッテン「プレドニン錠内服の極意!」

睡眠導入剤は効果あり 口閉じテープもいい感じ

さて、昨夜もやはりなかなか寝付くことができず、処方してもらっていた睡眠導入剤の「マイスリー錠」を飲んでみた。効果はテキメン。30分もしないうちに就寝。朝目覚めるのが少し早かったけど、眠れないときは使ってみよう。

そして、昨夜寝るときにもう一つ試したのが「鼻呼吸を促す口閉じテープ ネルネル」だ。縦5センチ、横2センチくらいの大きさで、鼻の下から唇をふさぐようにして縦に貼る。すごく薄いテープで、ソフト絆創膏みたいな感じ。目覚めたときには、マスクは外しちゃっていたけど、ネルネルはしっかり貼られたまま。うん、寝ているときも口呼吸にしていくためにイイかもしんない!

写真:処方された「ブレドニン錠 5mg」4日分で全部で24錠

今日から第1クールの4日目、内服4DAYSの始まりです。
  • ためしてガッテン「プレドニン錠内服の極意!」
  • 赤い悪魔(トマト)にリベンジ、難敵(からし)もクリア!
  • 新しい病室から見えるのはグレー一色...。

2011年6月24日金曜日

[ドキュメント 6.24 後編] 東日本大震災で被災して閉鎖していた第2病棟が復活: 仙台社会保険病院

実は着々と進められていた第2病棟の復旧工事


復旧工事の日程は、4月25日~9月末日の約5か月間

入院初日に入院中の注意事項などを説明してくれていた担当看護師さんから「使えなくなっていた第二病棟の復旧工事がひと段落するので、今週金曜日(つまり、入院4日目)にそちらに移動する予定なんです。」との話が。部屋はまた六人部屋になるが、ベッドの数に余裕があるので、誰もが窓側か廊下側のベッドになるとか。ダメもとで、「できれば窓側を」と希望してみる。

そして、前日には移動先が二人部屋になるとの知らせが入る。どうも六人部屋の工事が完了できていないらしく、しばらくの間は二人部屋でということらしい。ということは、これまた仮住まいということか。ま、いいでしょ。約3週間の入院生活、場所も変われば気分転換にもなるしね。

[ドキュメント 6.24 前編] 東日本大震災で被災して閉鎖していた腎科の第2病棟が復活: 仙台社会保険病院

3.11 東日本大震災では最後の砦となった仙台社会保険病院


写真:腎センター透析室の入口
今でも「がんばろう東北」、「がんばれ!東北」、「がんばろう!日本」のポスターが。

仙台社会保険病院は、震災直後に24時間体制で透析患者を受け入れたことで知られている。まさに、最後の砦となった。

ウエちゃんは、実は3月10日からアメリカに出張していたため、あの3月11日は日本にいなかったのである。帰国の途に就いたのが3月22日。その帰国便で手にした久しぶりの日本の新聞。その特集記事でたまたま仙台社会保険病院の奮闘ぶりがレポートされていた。

何という偶然。詳しい内容は忘れてしまったが、スタッフ全員が不眠不休で数日間フル稼働。周辺で被災した病院の透析患者を24時間体制で受け入れていたというエピソードが紹介されていた。

入院(ステロイドパルス)3日目 / 第1クール3日目(点滴): 副作用らしきは、血糖値の上昇、不眠、しゃっくりの3つ

3つの中でも要注意なのは不眠だけか

まず、最も顕著だったのは血糖値。点滴3日目の血糖値は「273mg/dl」だった。ただ、これはやる前から想定されていたことなので、まだ気にしすぎる必要もない。明日からは錠剤の内服が4日間続くので、少し体を動かすようにして、来週の数値を見てみよう。

次に、不眠。初日は23時30分、2日目は1時30分、そして3日目は、部屋の音楽会(イビキだけでなく、物音やらも含む)のおかげで、時計の針は22時50分に。ここで、睡眠導入剤「マイスリー錠」の投入を決意。1錠飲んで横になると少しウトウトしてきて、たぶん23時15分には就寝。

最後に、しゃっくり。これは2日目の点滴後と夕食後に見られた症状。夕食後のしゃっくりはなかなか止まらなかったが、"伝授された秘伝の技" でクリア。このワザがある限り、たぶん、もう大丈夫!

ということで、1クール目の点滴による副作用で要注意なのは不眠だけかな。これもある程度予想できたもの。

さて、それではステロイドパルス入院の第1クール3日目です。今日のトピックは:

2011年6月23日木曜日

入院(ステロイドパルス)2日目 / 第1クール2日目(点滴): 「しゃっくりは、水があれば3秒で簡単に秒殺できます。」 ホンマでっか!?

イエローデビル、ざるラーメン、そして秘伝の技「ネ申3(仮)」

さて、ステロイド点滴も今日で2日目。今週は副作用が出ないように、慎重に様子を見ていく。

ステロイド点滴のおかげで、扁摘後の痛みはかなり和らいだ。ただ、声がかすれてるな。そういえば、寝るときもマスクしてるんだけど、朝起きたら外れていた。部屋はエアコンが効いていたし...。ノドを乾燥させちゃったかな?

あと、鏡で口の中を見たら、かさぶたの上半分がだいぶ剥がれてきていた。ときどき、ノドのあたりに何かあるなって感じるのはそのせいかな。ただ、めくれているというワケではない。自然とピンク色の粘膜が見えてきているという感じ。

さあ、そんなわけで、 パルス第1クールの2日目いってみよう! 今日のトピックはこの3つかな。
  • 昼食に新たなる刺客「イエローデビル(黄色い悪魔)」登場!
  • 今週末は選べる食事メニューの2日間、目玉は「ざるラーメン」か!
  • そんなしゃっくりは副作用とは言わせない! 秘伝の技「ネ申3(仮)」

5:00 起床(睡眠時間:5時間30分)

初めてステロイド点滴をした昨日。21時の消灯でもすぐには寝付けず。ま、それは扁摘で入院していた時もそうだったから、副作用とは思わないけど、結局寝付けたのは23時30分過ぎかな。いつもより少なめの睡眠時間だけど、そんなに寝不足という感じではない。これはステロイドパワー?

6:00 朝の数値チェック

  • 血圧:129/81(正常)
  • 脈拍:80
  • 体温:36.7度
  • 体重63.1(前日比 0.3g減)

9日前に仙台赤十字病院に入院したとき、体重は67.8kgだった。体重を測ること自体が久しぶりだったが、自分でも目を疑った。昨年12月に腎生検で入院したときが62kg台だったから、この半年で一気に5kg以上増えてることになる。ま、たしかに、お腹のポッコリ具合は身内からもかなり指摘されていたわけですが...。

2011年6月22日水曜日

入院(ステロイドパルス)1日目 / 第1クール初日(点滴): ステロイドの副作用は恐れるに足らず !?

思わぬ急展開 転院初日からステロイド点滴開始


ステロイドパルス入院期間中の治療内容とスケジュールを示す一覧表
基本的には3日間の点滴と4日間の内服を繰り返す

朝9時に仙台赤十字病院を退院。タクシーで仙台社会保険病院へ移動。正面玄関入り口に向かう上り坂には、駐車場待ちするクルマの行列が。時間帯のせいなのか、これが震災の影響なのか分からないけど、初めて見る光景でちょっとビックリ。

「早く終わらせて、早く家に帰りましょうよ。」

これは、今日からのステロイドパルス入院の主治医である古川先生の一言。昨年12月の腎生検でも主治医の一人(もう一人は家入先生)だった。今回も外来診療での主治医である堀田先生の名前はなかった。おそらく、堀田先生は最近は外来診療のみで、入院治療は他のメンバーに任せているのだろう。

退院(扁桃摘出) : 扁桃摘出手術をふりかえる

仙台赤十字病院で扁摘してよかった

ズバリ、仙台で扁摘するなら「仙台赤十字病院」は私が自信を持ってお薦めします!

写真:病室窓から外の風景。緑が多い。被災したため、屋根にはブルーシートがかかっている家もある。
入院病棟6階にある病室の窓から見える風景。

もちろん、他の病院で扁摘したことがあるわけではない。比較してどうこうではなく、いい病院だったなというのが正直な感想。扁摘の入院は、事前にいろいろな体験談を読んだりして、かなり大変な入院になりそうだと覚悟していた。でも終わってみれば、拍子抜けといってよいくらいラクだった。というか、それなりに大変だったかもしれないけど、想像していたほどではなかった。

仙台社会保険病院で扁摘ができないため、紹介されたのが仙台赤十字病院。仙台社会保険病院で扁摘ができないと知ったときは、別の病院で扁摘するのは正直面倒だなと思った。でも、仙台赤十字病院の耳鼻咽喉科の松谷医師は、「扁摘パルス」を発案した堀田医師に協力して扁摘を担当していたとか。いわば、"扁摘パルスの母" といってもよい存在。扁摘パルスのルーツを探るようで、いい経験ができてよかった。

「仙台赤十字病院で扁摘してよかった」と言える理由は、それ以外にもある。あっという間に終わった8泊9日の入院。ウエちゃんの扁摘をふりかえってみよう!

2011年6月21日火曜日

入院(扁桃摘出)8日目 / 術後6日目: 今朝から白いごはん! そして明日の転院が決定

扁摘後の経過は順調 明日の退院(転院)が決定

主治医の本間先生による診断の結果、明日退院してもよいことに。当初の予定通り、引き続きステロイドパルスを行うため、仙台社会保険病院へ転院です。扁桃を摘出した跡のかさぶたは、最初は真っ白という感じだったけど、何となく黄色っぽくなってきたような。これは、かさぶたが徐々に薄くなってきていて、表皮というか粘膜が出来上がってきている証拠だそうだ。

写真:口蓋扁桃を摘出した後の口の中
のどちんこの両脇で白くなっている部分が、口蓋扁桃を摘出した後のかさぶた

このかさぶた、本間先生の説明によると、基本的にはご飯を飲み込んでるときなんかに自然と剥がれ落ちていくらしい。まれに出血してしまうこともあるらしいが、細かくなるまでしっかり噛みくだいてから飲み込むようにしていれば大丈夫だとか。例えば、上半分だけが剥がれて、ペロ~ンとなってしまうようなこともないらしい。

2011年6月19日日曜日

入院(扁桃摘出)7日目 / 術後5日目: またしてもプチトマト そして初のパン食...

まさかの波状攻撃 またしてもプチトマトが...


写真:今朝は食べなかったプチトマト2つ
目玉焼きは食べたが、プチトマト2つはお皿に残したまま

昨日の夕食で、プチトマトに涙目で悶絶、そして撃沈された。その記憶が冷めやらぬ今日の朝食。まさかのプチトマト アゲイン。リベンジするか? いや、ここは勇気ある撤退を! ということで、入院以来続いていた連続完食記録はここでストップ!

写真:術後5日目の朝食
ロールパン、レーズンパン、目玉焼き、マカロニ、キャベツ、すりおろしリンゴ

そして、今朝は全粥ではなく、パンだった。これも今回の入院では初めて。ロールパンとレーズンパンが1つずつ。いちごジャムもついていて少し警戒したが、これは大丈夫だった。

2011年6月18日土曜日

入院(扁桃摘出)6日目 / 術後4日目: プチトマトに涙目、悶絶、そして撃沈...

今日から全粥 朝食は32分で完食

朝起きた時は、あまり痛みを感じない。しかし、いざ食べ始めると、やはり噛んでいるときに耳のあたりが、そして飲み込むときに舌の付け根と喉がそれぞれ痛む。喉の痛みは風邪をひいたときのような痛みなので大丈夫だが、舌の付け根と耳の痛みが正直ツライ。今朝も食べ始めてから10分前後で一度心が折れそうになった。それでも完食。32分かかった。

写真:術後4日目の朝食
全粥 300g、大根、マッシュルームと茄子のトマト煮、野菜スープ、黄桃、

2011年6月17日金曜日

入院(扁桃摘出)5日目 / 術後3日目: 朝食32分、昼食25分、夕食17分

朝食は32分 まだまだってことか...

朝起きると、耳の奥あたりが少し痛むような気がした。気のせいかもしれない。でも、ちょっと違和感あるような感じ。耳のあたりが痛くないかどうかは、看護師さんに毎日チェックされていたので、これも「さもありなん」の一つなんだろう。でも、本当に痛み始めたら、ちょっと辛いかも...。

写真:術後3日目の朝食
五分粥 300g、豆腐、麩と白菜のスープ、たいみそ、白桃

舌の付け根あたりの痛みは昨日とさほど変わらない。朝食は32分かけて完食。昨日の夕食よりも痛みが気になって、やはり途中で一度心が折れそうになった。

2011年6月16日木曜日

入院(扁桃摘出)4日目 / 術後2日目: 朝食40分、昼食30分、夕食25分

食事の苦行が始まった

やはり、食事をしていると、まず噛んでいるときに舌の付け根が少し痛む。飲み込もうとすると痛みは強まる。飲み込むときには、扁桃を摘出した跡も痛む。ただ、これは熱を出して扁桃腺を腫らしたときと同じ感覚。なので、気になるのは舌の付け根あたりの痛みだ。

写真:手術後2日目の朝食
五分粥 300g、温野菜、白菜お浸し、茶碗蒸し(具なし)、ハスカップゼリー、マヨネーズ

朝食は40分かかった。いつもの2~3倍の時間をかけて、ゆっくり一口ずつ。しっかり噛みながら食べた。途中、何度か心が折れそうになるも、「時間かけていいから、しっかり食べてくださいね。それが早く治るコツですから。」という松谷先生の術前検診での言葉を思い出して、何とか頑張った。いつもは楽しい食べる時間が、苦行のような時間になるとは...。

入院(扁桃摘出)3日目: 手術翌日は流動食からスタート

手術前夜以来38時間ぶりの食事は流動食

手術後の夜は痛みが増したりすることもなく、翌朝を迎えられた。ただ、痛みのせいではなく、同室の皆さんがイビキの合唱をしてくれたので、なかなか寝付けなかったんだけど...。
さて、術後翌日から食事も再開。その最初となる朝食は流動食メニューです。

写真:手術翌日の朝食
重湯 200ml、くず湯 150ml、コンソメスープ 150ml、アップルジュース 150ml、塩 0.5g
いやー、見事に流動的な液状づくしの食事でした。重湯もくず湯も一応スプーンを使ったけど、普通に飲める感じ。最初は恐る恐る口に運んで、ゆっくり飲み込んでみたけど「キレてなーい!」じゃなくて、痛くなーい! アップルジュースはしみるんじゃないかと思ったけど、しみなーい! というわけで、あっさりと完食しました。

2011年6月15日水曜日

入院(扁桃摘出)2日目: 扁桃摘出手術後は拍子抜け?


正直、不安だらけだった扁桃摘出

今回の扁摘パルス入院の中で、最も不安だったのが扁桃摘出の手術。ブログなどでいろいろな人の体験談を読んでいると、こんなことが書かれていたからだ。
  • 「両方の口角が切れちゃっていました...。」
  • 「唇が腫れていた~」
  • 「舌を器具で押さえていた跡が残っていて痛い・・・。」
  • 「唾液や痰を拭き取るために一晩でティッシュ一箱使い切った。」
  • 「麻酔が切れたと思ったら吐き気がして嘔吐した...。」
  • 「耳のあたりがズキンズキン痛むのがツライ。」
  • 「口内炎ができてムチャクチャしみるぅ!」
...などなど。これがもう苦行の体験談といってもいいような内容ばかり。もちろん、個人差はあるし、「全然楽勝だったよ!」なんて人もいたこともたしか。でも、こればっかりはやってみないと分からないし、最悪のシナリオを描いておいたほうがいいよな・・・ってことで、実は病院に向かうタクシーの車内では、かなーりブルーが入っていったのであった。さらに、前日の検診では、大きいだの、赤いだの、膿もあるだの、癒着してそうだの、いろいろ言われたし。きっと最悪のシナリオ通りに事は運ぶんだろうなと覚悟していたのだ。

2011年6月14日火曜日

入院(扁桃摘出)2日目: 扁桃摘出手術 当日

本日、6月14日(火曜日)13時30分から扁桃摘出手術!


写真:ベッドにかけられたプレート。前夜21時から絶食、当日11時からは絶飲食、その他13時に手術室へ向かうまでのスケジュールが書かれている。

起床時刻の朝6時に起きた。というか、昨夜は就寝時間の21時に大人しくベッドに入ったものの、すぐには寝つけず。でも気づいたら寝ていたようで、何度か目を覚ましながらだったけど寝られた模様。
手術当日の朝にやったこと:
  • 歯磨き
  • 検温:36.2度
  • 体重測定:65.9キログラム
  • 吸入(ネプライザー):鼻。のど
  • うがい(アズノールうがい液)
あとは、11時から絶飲食となるので、それまでミネラルウォーターで水分を補給。

入院(扁桃摘出)1日目: いよいよ明日扁桃を摘出


いざ、仙台赤十字病院へ!

朝9時30分にタクシーで仙台赤十字病院に到着。入退院窓口で書類を提出して、耳鼻咽喉科の外来受付へ。少し待ってから入院する病棟へと案内される。入院するのは、6階のB病棟。そこでまず、身長と体重を測定したのだが、服を着たままとはいえ、体重計の数字が「67.8」と出た。うはっ、ヤバくね?

退院したら、しっかり運動しようと固く心に誓ったのであった。

そして、病室へと案内される。今回は大部屋なので、どんな人たちと同じ部屋になるのかと思っていたのだが、なんと4人部屋には誰もいなくて自分だけ。つまり、個室状態。ラッキー! 少なくとも、手術前日と当日は誰にも気を遣うことなく、ひとりで過ごせると思うと少し気が楽になった。
写真:4人部屋の病室
窓際のベッドを使用。残り3つのベッドには誰もいない!

2011年4月8日金曜日

「あ~い~う~べ~」ではなく、「かっ、い~う~べ~」

病気が治る 鼻うがい健康法

堀田医師の新著「病気が治る 鼻うがい健康法」が3月に出た。書籍のタイトルはIgA腎症そのものではないし、ブックカバーの帯には「花粉症に効果絶大!」とある。

病気が治る 鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる

書店で見かけたとしても、IgA腎症に関係のある本だとは思わないかもしれない。この書籍がテーマにしているのは「慢性上咽頭炎」。慢性上咽頭炎は、別名「鼻咽腔炎」ともいう。そう、IgA腎症の病巣感染の一つとして考えられている鼻の炎症だ。もちろん、「堀田 修」の名前を見れば、ピンとくるだろう。

堀田医師の新著なのに、なぜIgA腎症ではなく「慢性上咽頭炎」を前面に出し、そして「花粉症に効果絶大!」などという宣伝文句がドーンと出ているのか。それは後で書いてみることにしよう。


2011年4月1日金曜日

入院(扁摘パルス)は一時延期

入院は一時延期に

本来なら今日4月1日から仙台赤十字病院に入院して扁桃摘出手術をして、中旬ごろに仙台社会保険病院へ転院してステロイドパルス治療を受ける予定だった。

しかし、3月に発生した東日本大震災により、各病院とも影響を受けており、重症な患者さんや透析患者の皆さんを優先すべきであり、また東京から仙台へ行く交通機関も高速バスに限定されている状況から、堀田先生にメールで相談させていただいた上で一度キャンセルすることにした。そして、まずは東北新幹線の復旧したら、改めてスケジュールを組みなおすことになった。

2011年2月27日日曜日

歯科ドックでIgA腎症の病巣「虫歯」と「歯周病」を発見

「虫歯」と「歯周病」も病巣感染の一つ


写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

さて、"IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊" 堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」ら学んだことシリーズ第四弾。今回は、虫歯と歯周病のお話。
  長年、慢性免疫病の治療を行ってきた経験から、このような患者には扁摘後も、何らかの病巣感染が残っている可能性が大きいと考えている。
(略)
  第二は虫歯と歯周病である。
  虫歯が抜けて永久歯に生えかわったら血尿が消えた、という子供の話は以前から知られており、虫歯の治療も重要である。仙台社会保険病院小児科の菊田芳克氏によると、扁摘・ステロイドパルス併用療法を行ってもなかなか寛解にならないIgA腎症患者に、根尖性歯周囲炎を見つけ、治療した上で再度ステロイド治療を併用したところ、寛解した症例がある。この患者さんの場合、根尖性歯周囲炎が扁桃とは別の病巣感染巣となっていたのである。
引用元: 書籍「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田 修・著)

2011年2月19日土曜日

受診2回目: 仙台社会保険病院(腎センター内科)

腎生検以来、初の外来受診

今週の火曜日(15日)に、日帰りで仙台社会保険病院へ行ってきた。腎生検をした入院以来、1ヶ月半ぶりか。予約の時刻は、14時30分。診察前に採血と採尿をするため、1時間半前に行かなければならない。10時過ぎ東京発の新幹線に乗って仙台へ。

写真: 座席のテーブルに置いた駅弁
東京駅で買ったオムライス&かにクリームコロッケ弁当

2011年2月12日土曜日

「あいうべ」体操で口呼吸を矯正

「あいうべ」を始めて3週間

前回のエントリーで最後に書いた「あいうべ」体操。始めてからそろそろ3週間が経つ。「あいうべ」だけでなく、呼吸を口ではなく鼻でするように意識もしている。まだ始めてから間もないが、この「あいうべ」は意外と効果があるような気がする。

写真: 書籍『免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」』の表紙
免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」(ビタミン文庫)

2011年2月3日木曜日

IgA腎症の病巣感染を招く「口呼吸」

え? 口呼吸?


写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

前回に続き、"IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊" 堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」から学んだことシリーズ第三弾。

「あなた、口呼吸だね」

堀田先生に初診の際にそう指摘された。口呼吸。つまり、呼吸を鼻ではなく、口でしているというのだ。正直、そんな自覚はなかったのだが、なぜそんなことまで分かってしまうのかと驚いた。

 口が無意識のうちに半開きに開いている患者さんは、口呼吸の習慣を持っている。また、口呼吸の習慣を持つ人は、歯並びが悪い、下唇が厚いといった特徴を併せ持つことが多い。
引用元: 書籍「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田 修・著)

2011年1月26日水曜日

IgA腎症の病巣の一つ「慢性上咽頭炎(鼻咽腔炎)」

寛解しても再発する可能性が5%


写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

前回に続き、"IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊" 堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」から学んだことシリーズ第二弾。

IgA腎症は、扁摘パルスにより「寛解」することができる。しかし、それは炎症が消えて一時的に落ち着いた状態になるというだけで、場合によっては再発する可能性もまだある。つまり、「完治」とは微妙にニュアンスが異なる。

再発してしまう確率は、約5%らしい。例えば、扁摘(口蓋扁桃の摘出)を行わずに寛解した症例の再発率が約30%らしいので、扁摘したほうがIgA腎症の再発を抑えられることは明らかだが、扁摘していても約5%は再発する。また、扁摘に加えてステロイドパルスを実施した後でも血尿が消えない(糸球体毛細血管の炎症が収まらない)症例が約20%あるという。

2011年1月24日月曜日

IgA腎症 = 病巣感染 × 生活習慣

写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」を読み終えた。これは、IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊だ。まず最初にこの一冊を読むことで、IgA腎症のことがよく理解できる。また、自分が何をすべきかも見えてくる。というわけで、自分の復習のためにも、何回かに分けてポイントをまとめてみよう。

 人間の体には免疫という仕組みが備わっている。免疫は、ウィルスや細菌などから体を守ったり、あるいは体内で生じたがん細胞や老化した細胞を効率よく除去するためのシステムである。

 このように免疫システムは本来、外からの外敵や体の中に出現した内敵をやっつけて自らを守る役割を持つが、何らかの不具合によって、本来守るべき自分の体を攻撃するようになることがある。これらの現象が引き起こす疾患を「免疫病」といい、この現象が一過性でなく慢性的に持続して起きる疾患が「慢性免疫病」である。
引用元: 書籍「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田 修・著)

2011年1月20日木曜日

エネマシリンジで鼻洗浄(鼻うがい)

写真: エネマシリンジのパッケージ表面。エネマシリンジのイラストと日本製なのに全部英語表記でアメリカンなデザイン。

仙台赤十字病院の耳鼻咽喉科を受診して以来、鼻洗浄というのを毎日やっている。この鼻洗浄、やってみると鼻の穴がスッキリして気持ちがいい。

エネマシリンジという鼻洗浄器を使って、鼻の奥まで生理食塩水(水に塩と重曹を溶かしたもの)を流し込むのだが、鼻腔内の細菌やウイルスを洗い流し、粘膜の修復を図るのが目的。エネマシリンジは、ゴム製のチューブみたいで、真ん中がポンプのように膨らんでいる。もちろん、中は空洞になっていて、ポンプを押すことで片方から水を吸い上げて、もう片方から水を出すという原始的な仕組み。


2011年1月19日水曜日

初受診: 仙台赤十字病院(耳鼻咽喉科)

12月20日から仙台社会保険病院に入院して、22日に腎生検をして、30日に退院。年末年始をのんびりと過ごした後、1月5日に仙台赤十字病院へ日帰りで行ってきた。

なぜ、腎生検をした仙台社会保険病院ではなく、仙台赤十字病院なのか。当初は、扁桃摘出とステロイドパルスの両方を仙台社会保険病院で行う予定だった。そもそも扁桃摘出は耳鼻咽喉科の担当なのだが、仙台社会保険病院の耳鼻咽喉科担当医(名医らしい)が開業のため昨年末で退職することになったとかで、年明け以降の体制が不透明に。