2011年7月2日土曜日

入院(ステロイドパルス)12日目 / 第2クール5日目(内服): 初めての外泊 約3週間ぶりに病院食以外の食事

中尊寺金色堂、南三陸町、そして仙台駅近くのシティホテル宿泊

扁桃摘出手術のために仙台赤十字病院に入院したのが、6月13日。それから約3週間続いている入院生活。今日は初めての外泊許可をいただき、一泊二日の外泊。

外泊するにあたって、主治医からの注意事項は特にナシ。ただ、マスクは必須。ステロイドパルス療法中の感染症予防は、基本中の基本だからね。この時期にマスクしている人は珍しいから目立っちゃうだろうな...。

<小島よしお>でも、そんなの関係ねぇー</小島よしお>

自分の身は自分で守るしかないのだからね。ちゃんとマスクしていきましょ。

写真:病院の正面玄関前
正面玄関前で家族のクルマの迎えを待つ 天気は徐々に晴天に

というわけで、入院とは全く関係のない話も含めて、今日はいつもとは少し違う内容でお届け。

  • 初めての岩手 世界遺産登録の決まった平泉中尊寺金色堂や毛越寺を散策
  • 13メートルの巨大津波に襲われた南三陸町へ
  • 夜はこれまでの仙台で一番美味しいお店で新鮮な料理を堪能

5:00 起床(睡眠時間:約6時間30分)

昨夜は21時30分過ぎに入眠剤マイスリー錠を一度に2錠服用。そのまま、1時間後には寝つけて、目が覚めたのが5時ごろ。あれ、けっこう寝られたんじゃない? パルス開始後、6時間以上寝たのは初めてだ。不眠の副作用も落ち着きつつあるのか、入眠剤効果の賜物なのか。

起床後に毎朝紙コップに採尿しているのだが、2クール目に入ってから、尿検査の結果がより正確になるようにと、水分摂取を少し控えて尿比重を高めにしている。自動蓄尿装置の液晶パネルに表示される数値だと、1.010~1.020になっているのでOKかな。それまでは、1.010未満が多かったしね。これで2クール目の尿検査結果がどう出るのか。週明けに要チェックだ。

6:00 朝の数値チェック

  • 血圧:125/86(正常高値)
  • 脈拍:74
  • 体温:36.9度
  • 体重62.4kg(前日比 0.2kg増)
血圧も脈拍も落ち着いているね。体温が高かったのが気になって、後でもう一度測ってみたら36.4度だった。

8:00 朝食


写真:パルス入院2クール5日目の朝食
ごはん 190g、味噌汁、笹かまぼこ 30g、とろろ 80g、漬物、味付け海苔、醤油、牛乳 [563kcal|蛋白:22.9g、塩分:3.6g]

写真:とろろのアップ

今日の朝食は、笹かまぼこに、とろろご飯ということで、仙台っぽいメニュー。うん、とろろご飯はやっぱり美味しいね。

8:20 ステロイド錠剤内服

  • [朝食前] ジャヌビア錠 25mg 1錠:血糖を下げる
  • プレドニン錠 30mg(5mg×6錠): 副腎皮質ホルモンで、炎症やアレルギー症状を抑える。
  • オメプラール錠 10mg 1錠): 胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎を和らげる。
  • ニューロタン錠 25mg 1錠): 常用薬。血管を拡げて、血圧を下げる。

9:00 外泊申請書記入

ナースステーションへ行って、申請書に記入。今日10時~明日16時で提出。それでは、ぼちぼち行ってきます。

10:00 外出

家族がJR北仙台駅前でレンタカーを手配。病院正面玄関で合流し、クルマは一路東北自動車道で岩手方面へ。

12:00 昼食

着いた先は、世界遺産登録が決まった平泉の中尊寺。クルマを駐車場に入れた後、まずは昼食。

写真:中尊寺での昼食
小豆粥、地場野菜の天ぷら、ミニそば、煮物、あんかけ豆腐、酢の物、メロン、オレンジ、白玉デザート
約3週間ぶりの外食! 血糖値のコントロールを考えて、先に食事してから歩く作戦に。食べる量はできるかぎり控えめにしようと思い、「平泉精進御膳」というメニューをセレクト。でも、控えめだったのはメニューの名前の "精進" の二文字くらいなもので、のっけから品数が多くてボリュームもそれなりの昼食に(汗)

12:45 散歩

しかし、食事の後に有名な金色堂への坂道をけっこう歩いたし、毛越寺の庭園も散策したのでヨシとしようじゃないか! 時間にして2時間以上は歩いた。

写真:中尊寺金色堂の手前
金色堂では地元ローカルTV局(?)がロケをしていた

写真:松尾芭蕉のブロンズ像
「五月雨の 降残してや 光堂」と詠みあげた松尾芭蕉

写真:毛越寺の庭園
「特別史跡」、「特別名勝」と、その文化価値を国から二重に指定されている毛越寺

16:30 南三陸町

平泉から仙台へ戻る際に、南三陸町を経由することに。南三陸町といえば、東日本大震災の巨大津波で壊滅的な被害を受けた町として知られている。近づくにつれて、何台もの大型警察車両とすれ違った。行方不明者の捜索部隊が今日の作業を終えて一旦戻るところなのか。

すぐ手前の山を下りながらクルマが南三陸町に入ってくると、少しずつ道路の両脇に瓦礫の山が見えてきた。そして、町の中心部へ入ってくると、テレビや新聞などの報道で何度も見たことのある鉄骨だけが残された3階建ての町の庁舎が見えてきた。しかし、町全体が津波に根こそぎ流されてしまっていて、かろうじてガソリンスタンドが1か所だけ営業していた以外は、本当に何も残っていない。抜け殻の状態だ。

海岸線にほど近いところに、4階建ての病院があったが、3階までは確実に津波に襲われた痕が見てとれた。おそらく、4階にも達していたのではないだろうか。

写真:南三陸町の海岸線近くの光景
3か月半以上も経ったのに、まだまだ瓦礫の山が残った状態。これでも震災直後と比べれば片付いたのだと思うが...

写真:海岸線近くにある小高い丘の手前あたりの光景
グシャグシャになった車、瓦礫の山、そして小高い丘の下のあたりを津波が削っていった痕が見てとれる

写真:南三陸町のやや内陸寄りの光景
よく見ると、3階建ての建物の屋上に自動車が一台乗ったまま。高さ13メートルといわれる津波、この光景を自分で見た後ですら想像を絶する。

写真:南三陸町の防災対策庁舎周辺の光景
鉄骨だけを残した状態で今でも残っている3階建ての防災対策庁舎

仙台市内へは三陸自動車道で戻った。途中、何度か渋滞もしたが、被災者の車両は証明書等を提示すれば通行無料になるため、料金所でそのチェックに時間を要しているようで特に出口付近ではかなり渋滞していた。予定より1時間半ほど遅れでレンタカーを返却。

20:30 夕食

仙台駅近くのホテルにチェックインして、シャワーを浴びた後、外に食事へ。これが美味しかった。東京の築地で食べるよりも美味しい!っていうくらい新鮮。魚介類を中心に、シメは特製和だしラーメン。最後の最後まで美味しくて、かなり控え目にしたつもりだったが、今思えば少し食べ過ぎたかも。

心づくし いなせ

えっと、スミマセン。一杯だけ生ビール飲みました...(汗) ま、これが吉と出るか、凶と出るかは、もちろん自己責任を負うわけですが。

0:00 就寝

ホテルに戻り、シャワーで汗を流した後、入眠剤のマイスリーを1錠だけ服用。ほどなく睡魔がやってきて、眠りにつくことができました。テンピュール枕が寝心地よくて、久しぶりに深い眠りに...。

それでは、アディオス、アミーゴス!

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