2011年2月27日日曜日

歯科ドックでIgA腎症の病巣「虫歯」と「歯周病」を発見

「虫歯」と「歯周病」も病巣感染の一つ


写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

さて、"IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊" 堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」ら学んだことシリーズ第四弾。今回は、虫歯と歯周病のお話。
  長年、慢性免疫病の治療を行ってきた経験から、このような患者には扁摘後も、何らかの病巣感染が残っている可能性が大きいと考えている。
(略)
  第二は虫歯と歯周病である。
  虫歯が抜けて永久歯に生えかわったら血尿が消えた、という子供の話は以前から知られており、虫歯の治療も重要である。仙台社会保険病院小児科の菊田芳克氏によると、扁摘・ステロイドパルス併用療法を行ってもなかなか寛解にならないIgA腎症患者に、根尖性歯周囲炎を見つけ、治療した上で再度ステロイド治療を併用したところ、寛解した症例がある。この患者さんの場合、根尖性歯周囲炎が扁桃とは別の病巣感染巣となっていたのである。
引用元: 書籍「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田 修・著)

2011年2月19日土曜日

受診2回目: 仙台社会保険病院(腎センター内科)

腎生検以来、初の外来受診

今週の火曜日(15日)に、日帰りで仙台社会保険病院へ行ってきた。腎生検をした入院以来、1ヶ月半ぶりか。予約の時刻は、14時30分。診察前に採血と採尿をするため、1時間半前に行かなければならない。10時過ぎ東京発の新幹線に乗って仙台へ。

写真: 座席のテーブルに置いた駅弁
東京駅で買ったオムライス&かにクリームコロッケ弁当

2011年2月12日土曜日

「あいうべ」体操で口呼吸を矯正

「あいうべ」を始めて3週間

前回のエントリーで最後に書いた「あいうべ」体操。始めてからそろそろ3週間が経つ。「あいうべ」だけでなく、呼吸を口ではなく鼻でするように意識もしている。まだ始めてから間もないが、この「あいうべ」は意外と効果があるような気がする。

写真: 書籍『免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」』の表紙
免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」(ビタミン文庫)

2011年2月3日木曜日

IgA腎症の病巣感染を招く「口呼吸」

え? 口呼吸?


写真:「慢性免疫病の根本治療に挑む」の表紙

前回に続き、"IgA腎症患者なら必ず読むべき一冊" 堀田先生の著書「慢性免疫病の根本治療に挑む」から学んだことシリーズ第三弾。

「あなた、口呼吸だね」

堀田先生に初診の際にそう指摘された。口呼吸。つまり、呼吸を鼻ではなく、口でしているというのだ。正直、そんな自覚はなかったのだが、なぜそんなことまで分かってしまうのかと驚いた。

 口が無意識のうちに半開きに開いている患者さんは、口呼吸の習慣を持っている。また、口呼吸の習慣を持つ人は、歯並びが悪い、下唇が厚いといった特徴を併せ持つことが多い。
引用元: 書籍「慢性免疫病の根本治療に挑む」堀田 修・著)