2011年6月30日木曜日

[ホンマでっか!?] どんなしゃっくりでも、3秒あれば止められる神のなせる業 『神3』

しゃっくりが止まらなくて困ったとき、あなたはどうしますか?


  • 鼻をつまんで1分間息を止める
  • 鼻をつまんで水を飲む
  • 誰かに「ワァッ!」と大声で驚かしてもらう
  • 気づかないように背中を叩いてもらう などなど...

ちなみに、ウエちゃんがこれまで愛用してきたのは、顔を膝に付けるくらいのつもりで深くお辞儀をした状態で水を飲むというもの。
ウエちゃん的に史上最強だった技(すでに過去形...)
  1. 水(コップでも、ペットボトルでも可)を片手に、起立する。
  2. 鼻をつまんで息を止めながら、額を膝にくっつけるつもりで前かがみになる。
  3. 上あごを下、下あごを上にした状態で、息を止めたまま水をゴク、ゴク、ゴクと飲む。
  4. そして顔を上げると、しゃっくりはもう止まっているはず。
しかし、ステロイドパルス療法第1クール2日目の夜、このワザの限界を知ることとなる。そこで、看護師ATさんから伝授された秘伝の技と巡り合った。

入院(ステロイドパルス)9日目 / 第2クール2日(点滴): 入院後、初めての快晴、外出許可、そして・・・

何だか初モノづくしの一日


写真:ベッド脇の窓から見えた青空

今日は仙台社会保険病院に入院して9日目にして、"初めて" の晴れ。しかも快晴。窓の外はまだ鉄骨の枠組みとグレーのネットで覆われているけど、ネット越しであっても空が青いとそれでも爽やか。今日は仕事関係で郵送したいモノがあるため、病院近くの郵便局へ行くために "初めて" 外出許可を申請。お昼過ぎに出かけた。さらに、夕食後には思わぬ "初めて" も待ち受けていたのだが、そのお話はまた後ほど・・・。

写真:河北新報の朝刊

朝起きた後に、昨日から入院してきた隣のおじさんとしばし談笑。明日腎生検をやるそうで、全身麻酔も初めてらしい。そこで、ウエちゃんの体験談を少しお話したり、自分の治療状況をお話したり。

今年の3月でリタイアしたが、高校の教師で「情報」という教科を担当してパソコンを教えていたとか。「情報」、オレの時代にはなかったナウい教科だ。ウエちゃんはインターネット関連の仕事をしているので、少し共通点を発見。仲良くなれそうだ。あ、地元の新聞「河北新報」朝刊をくれた。あざっす!

さて、今日のトピックはこちら:
  • 主治医に質問攻め 「一休さん」の "どちて坊や[誰]" 状態に
  • 初めての外出許可申請、今週末の外泊許可も下りた
  • このブログ読者の患者さんが同じ病棟の同じフロアにいた!

2011年6月29日水曜日

入院(ステロイドパルス)8日目 / 第2クール初日(点滴): 血糖を抑える薬の効果もあってか血糖値は「130」

今日から五人部屋、そして "寛解" 目指して2クール目の点滴スタート!


先週金曜日に続いて、2回目の引っ越し。今回は同じフロアの五人部屋へ移動。他よりも遅れていた復旧工事が完了したみたい。ポジションは窓側! 今日の時点では四人が入室(うち、二名は今日から入院)。初めて顔を合わせる皆さんとの挨拶もすませ、また新しい環境での入院生活がスタート。

写真:点滴を打つ左手の前腕と点滴台に吊るされたステロイド剤のパック

そして、引っ越しが終わってすぐに点滴がスタート。今日から2クール目に入る。前回は血が吹き出るというハプニングもあったが、今日はきれいに針が入ったと担当看護師さんもご満足の様子(笑) 標本みたいに隆々としていて、針を入れやすい血管だそうだ。恐縮です!

昨日、堀田先生から入院中の寛解もありえるというお話をいただいたが、こうなったらもうそのつもりになって、攻めの気持ちで過ごしていこう。

では、2クール目の初日のトピックはこちら:
  • 五人部屋へ移動 これが最後の部屋となるか!?
  • 今日からパルス2クール目の点滴開始!
  • 初めて屋外をウォーキング 気になる血糖値は「130」

2011年6月28日火曜日

入院(ステロイドパルス)7日目 / 第1クール最終日(内服): パルス入院中に寛解の可能性も!? そして、"伝家の宝刀" 塩化亜鉛!

尿の潜血は(1+)~(+-)、蛋白は(2+)~(-)を推移


写真:ベッド脇にあるキャビネットに桜の花びらのシール
スタッフさんが教えてくれて初めて気づいた「ガンバレ」の文字

ステロイドパルス療法を始めて、ちょうど1週間。今日で1クール目が終了になる。今朝、尿検査の検査結果が分かった。これは全て仙台社会保険病院での検査結果で、扁摘をした仙台赤十字病院での数値は除いてある。昨年12月の腎生検での入院時、2月と5月の外来受診、そして今のパルス入院中の尿検査の結果だ。

表. 尿検査結果の推移
 日付      蛋白    潜血    赤血球    備考   
2010/12/20 1+ 1+ 1-4/ 腎生検入院初日
2010/12/29 1+ 1-4/ 腎生検退院前日
2011/02/15 1+ +- 1-4/ 外来受診
2011/05/02 1+ 1+ 1-4/ 外来受診
2011/06/21 2+ 1+ 2+ パルス入院初日
2011/06/22 1+ 2+ 10-29/ 1クール:点滴1日目翌日
2011/06/23 1+ 1-4/ 1クール:点滴2日目翌日
2011/06/24 +- 1/スウ 1クール:点滴3日目翌日
2011/06/25 1+ 1-4/ 1クール:内服1日目翌日
2011/06/26 1+ 1-4/ 1クール:内服2日目翌日

ということで、パルス入院当初は潜血も蛋白も(+2)になったりしているけど、これは扁摘を摘出した後だからかな。ここ数日間は、潜血が(1+)、蛋白が(-)で推移しているようだ。点滴を3日間終えた翌朝に、鮮血も一度だけ(+-)になっているし、点滴の効果があったというふうにも読める。

そして、今日の午後、外来受診時の主治医である堀田先生に急遽診てもらえることに...。果たして、堀田先生はこの結果を見て何と言うだろうか!?

というわけで、今日のトピックはこちら:
  • 今日で1クール目終了 尿検査結果が明らかに
  • "ウォーキング効果テキメン" 復活で血糖値は「172」
  • うまくいけば寛解できるかも!? 堀田先生による診断報告

2011年6月27日月曜日

入院(ステロイドパルス)6日目 / 第1クール6日目(内服): ステロイドパルス中は数時間の睡眠でもかまわない!?

ステロイドによって不眠になるのは、むしろ当たり前


写真:処方されている入眠剤「マイスリー錠 5mg」

やはり不眠が続いていうのが気になる今日この頃。ステロイドパルス療法を開始してからというもの、入眠剤ナシでは寝付けず。入眠剤を服用しても、普段のように爆睡というふうにはならない。

このところ、睡眠時間自体が十分とは言えないから、今夜は入眠剤を飲んで、少しでも早めに寝付けるようにしようかな。そう思っていたところ、看護師さんから無理に寝る必要はないよとアドバイスが。
  • ステロイドパルス期間中は、どうしても睡眠時間が短くなる人が多い
  • ステロイドで気分が高揚してしまうからで、パルスが終わればまた元に戻る
  • 夜中に目が覚めたとしても、もう眠くなければ起きてしまっていい
  • 寝不足感や身体の倦怠感、疲れなどがなければ、無理に寝ることもない
  • 極端な話、もし苦でなければ、パルス中の睡眠時間は毎日3時間でもかまわない
というわけで、睡眠時間は長いほうが腎臓にとって良いとか、そういうことでもないようだ。たしかに、睡眠時間の短い日が続いているが、目覚めはパッチリだし、昼間も気がつけば眠くなっていない。ということは、持参したノートPCで馬車馬のようにもっと働け!ってことか(苦笑)

2011年6月26日日曜日

入院(ステロイドパルス)5日目 / 第1クール5日目(内服): 血糖値コントロールにウォーキング効果テキメン!

「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」、オレもがんばる!


写真:腎センターにある透析室の中に貼られた「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」のポスター

ステロイドパルス療法を開始して以来、毎日14時に測っている血糖値。昨日は初めての内服の日だったが、それでもやはり数値は高め。ということで、今日から昼食後の13時からウォーキングをすることに。院内を歩き回っていると、いろいろな発見があったりして。

この写真の透析室もその一つ。部屋の中を少しのぞいてみると、「がんばろう東北!」、「がんばれ!東北」の文字が。震災直後は、ここ仙台社会保険病院が透析患者の最後の砦として、24時間体制でフル稼働した。この透析室がその中心拠点だったのかな。その当時は、院内の廊下の至る所まで、透析患者の人たちでごった返していたというし。

さて、今日のトピックはこちら:
  • 「プレドニン錠内服の極意!」を少しアレンジ
  • 血糖値コントロールにウォーキング効果テキメン!
  • 昼は洋食、夜は穴子丼、そして扁摘後11日目にしてキウイと対決!

2011年6月25日土曜日

入院(ステロイドパルス)4日目 / 第1クール4日目(内服): ためしてガッテン「プレドニン錠内服の極意!」

睡眠導入剤は効果あり 口閉じテープもいい感じ

さて、昨夜もやはりなかなか寝付くことができず、処方してもらっていた睡眠導入剤の「マイスリー錠」を飲んでみた。効果はテキメン。30分もしないうちに就寝。朝目覚めるのが少し早かったけど、眠れないときは使ってみよう。

そして、昨夜寝るときにもう一つ試したのが「鼻呼吸を促す口閉じテープ ネルネル」だ。縦5センチ、横2センチくらいの大きさで、鼻の下から唇をふさぐようにして縦に貼る。すごく薄いテープで、ソフト絆創膏みたいな感じ。目覚めたときには、マスクは外しちゃっていたけど、ネルネルはしっかり貼られたまま。うん、寝ているときも口呼吸にしていくためにイイかもしんない!

写真:処方された「ブレドニン錠 5mg」4日分で全部で24錠

今日から第1クールの4日目、内服4DAYSの始まりです。
  • ためしてガッテン「プレドニン錠内服の極意!」
  • 赤い悪魔(トマト)にリベンジ、難敵(からし)もクリア!
  • 新しい病室から見えるのはグレー一色...。

2011年6月24日金曜日

[ドキュメント 6.24 後編] 東日本大震災で被災して閉鎖していた第2病棟が復活: 仙台社会保険病院

実は着々と進められていた第2病棟の復旧工事


復旧工事の日程は、4月25日~9月末日の約5か月間

入院初日に入院中の注意事項などを説明してくれていた担当看護師さんから「使えなくなっていた第二病棟の復旧工事がひと段落するので、今週金曜日(つまり、入院4日目)にそちらに移動する予定なんです。」との話が。部屋はまた六人部屋になるが、ベッドの数に余裕があるので、誰もが窓側か廊下側のベッドになるとか。ダメもとで、「できれば窓側を」と希望してみる。

そして、前日には移動先が二人部屋になるとの知らせが入る。どうも六人部屋の工事が完了できていないらしく、しばらくの間は二人部屋でということらしい。ということは、これまた仮住まいということか。ま、いいでしょ。約3週間の入院生活、場所も変われば気分転換にもなるしね。

[ドキュメント 6.24 前編] 東日本大震災で被災して閉鎖していた腎科の第2病棟が復活: 仙台社会保険病院

3.11 東日本大震災では最後の砦となった仙台社会保険病院


写真:腎センター透析室の入口
今でも「がんばろう東北」、「がんばれ!東北」、「がんばろう!日本」のポスターが。

仙台社会保険病院は、震災直後に24時間体制で透析患者を受け入れたことで知られている。まさに、最後の砦となった。

ウエちゃんは、実は3月10日からアメリカに出張していたため、あの3月11日は日本にいなかったのである。帰国の途に就いたのが3月22日。その帰国便で手にした久しぶりの日本の新聞。その特集記事でたまたま仙台社会保険病院の奮闘ぶりがレポートされていた。

何という偶然。詳しい内容は忘れてしまったが、スタッフ全員が不眠不休で数日間フル稼働。周辺で被災した病院の透析患者を24時間体制で受け入れていたというエピソードが紹介されていた。

入院(ステロイドパルス)3日目 / 第1クール3日目(点滴): 副作用らしきは、血糖値の上昇、不眠、しゃっくりの3つ

3つの中でも要注意なのは不眠だけか

まず、最も顕著だったのは血糖値。点滴3日目の血糖値は「273mg/dl」だった。ただ、これはやる前から想定されていたことなので、まだ気にしすぎる必要もない。明日からは錠剤の内服が4日間続くので、少し体を動かすようにして、来週の数値を見てみよう。

次に、不眠。初日は23時30分、2日目は1時30分、そして3日目は、部屋の音楽会(イビキだけでなく、物音やらも含む)のおかげで、時計の針は22時50分に。ここで、睡眠導入剤「マイスリー錠」の投入を決意。1錠飲んで横になると少しウトウトしてきて、たぶん23時15分には就寝。

最後に、しゃっくり。これは2日目の点滴後と夕食後に見られた症状。夕食後のしゃっくりはなかなか止まらなかったが、"伝授された秘伝の技" でクリア。このワザがある限り、たぶん、もう大丈夫!

ということで、1クール目の点滴による副作用で要注意なのは不眠だけかな。これもある程度予想できたもの。

さて、それではステロイドパルス入院の第1クール3日目です。今日のトピックは:

2011年6月23日木曜日

入院(ステロイドパルス)2日目 / 第1クール2日目(点滴): 「しゃっくりは、水があれば3秒で簡単に秒殺できます。」 ホンマでっか!?

イエローデビル、ざるラーメン、そして秘伝の技「ネ申3(仮)」

さて、ステロイド点滴も今日で2日目。今週は副作用が出ないように、慎重に様子を見ていく。

ステロイド点滴のおかげで、扁摘後の痛みはかなり和らいだ。ただ、声がかすれてるな。そういえば、寝るときもマスクしてるんだけど、朝起きたら外れていた。部屋はエアコンが効いていたし...。ノドを乾燥させちゃったかな?

あと、鏡で口の中を見たら、かさぶたの上半分がだいぶ剥がれてきていた。ときどき、ノドのあたりに何かあるなって感じるのはそのせいかな。ただ、めくれているというワケではない。自然とピンク色の粘膜が見えてきているという感じ。

さあ、そんなわけで、 パルス第1クールの2日目いってみよう! 今日のトピックはこの3つかな。
  • 昼食に新たなる刺客「イエローデビル(黄色い悪魔)」登場!
  • 今週末は選べる食事メニューの2日間、目玉は「ざるラーメン」か!
  • そんなしゃっくりは副作用とは言わせない! 秘伝の技「ネ申3(仮)」

5:00 起床(睡眠時間:5時間30分)

初めてステロイド点滴をした昨日。21時の消灯でもすぐには寝付けず。ま、それは扁摘で入院していた時もそうだったから、副作用とは思わないけど、結局寝付けたのは23時30分過ぎかな。いつもより少なめの睡眠時間だけど、そんなに寝不足という感じではない。これはステロイドパワー?

6:00 朝の数値チェック

  • 血圧:129/81(正常)
  • 脈拍:80
  • 体温:36.7度
  • 体重63.1(前日比 0.3g減)

9日前に仙台赤十字病院に入院したとき、体重は67.8kgだった。体重を測ること自体が久しぶりだったが、自分でも目を疑った。昨年12月に腎生検で入院したときが62kg台だったから、この半年で一気に5kg以上増えてることになる。ま、たしかに、お腹のポッコリ具合は身内からもかなり指摘されていたわけですが...。

2011年6月22日水曜日

入院(ステロイドパルス)1日目 / 第1クール初日(点滴): ステロイドの副作用は恐れるに足らず !?

思わぬ急展開 転院初日からステロイド点滴開始


ステロイドパルス入院期間中の治療内容とスケジュールを示す一覧表
基本的には3日間の点滴と4日間の内服を繰り返す

朝9時に仙台赤十字病院を退院。タクシーで仙台社会保険病院へ移動。正面玄関入り口に向かう上り坂には、駐車場待ちするクルマの行列が。時間帯のせいなのか、これが震災の影響なのか分からないけど、初めて見る光景でちょっとビックリ。

「早く終わらせて、早く家に帰りましょうよ。」

これは、今日からのステロイドパルス入院の主治医である古川先生の一言。昨年12月の腎生検でも主治医の一人(もう一人は家入先生)だった。今回も外来診療での主治医である堀田先生の名前はなかった。おそらく、堀田先生は最近は外来診療のみで、入院治療は他のメンバーに任せているのだろう。

退院(扁桃摘出) : 扁桃摘出手術をふりかえる

仙台赤十字病院で扁摘してよかった

ズバリ、仙台で扁摘するなら「仙台赤十字病院」は私が自信を持ってお薦めします!

写真:病室窓から外の風景。緑が多い。被災したため、屋根にはブルーシートがかかっている家もある。
入院病棟6階にある病室の窓から見える風景。

もちろん、他の病院で扁摘したことがあるわけではない。比較してどうこうではなく、いい病院だったなというのが正直な感想。扁摘の入院は、事前にいろいろな体験談を読んだりして、かなり大変な入院になりそうだと覚悟していた。でも終わってみれば、拍子抜けといってよいくらいラクだった。というか、それなりに大変だったかもしれないけど、想像していたほどではなかった。

仙台社会保険病院で扁摘ができないため、紹介されたのが仙台赤十字病院。仙台社会保険病院で扁摘ができないと知ったときは、別の病院で扁摘するのは正直面倒だなと思った。でも、仙台赤十字病院の耳鼻咽喉科の松谷医師は、「扁摘パルス」を発案した堀田医師に協力して扁摘を担当していたとか。いわば、"扁摘パルスの母" といってもよい存在。扁摘パルスのルーツを探るようで、いい経験ができてよかった。

「仙台赤十字病院で扁摘してよかった」と言える理由は、それ以外にもある。あっという間に終わった8泊9日の入院。ウエちゃんの扁摘をふりかえってみよう!

2011年6月21日火曜日

入院(扁桃摘出)8日目 / 術後6日目: 今朝から白いごはん! そして明日の転院が決定

扁摘後の経過は順調 明日の退院(転院)が決定

主治医の本間先生による診断の結果、明日退院してもよいことに。当初の予定通り、引き続きステロイドパルスを行うため、仙台社会保険病院へ転院です。扁桃を摘出した跡のかさぶたは、最初は真っ白という感じだったけど、何となく黄色っぽくなってきたような。これは、かさぶたが徐々に薄くなってきていて、表皮というか粘膜が出来上がってきている証拠だそうだ。

写真:口蓋扁桃を摘出した後の口の中
のどちんこの両脇で白くなっている部分が、口蓋扁桃を摘出した後のかさぶた

このかさぶた、本間先生の説明によると、基本的にはご飯を飲み込んでるときなんかに自然と剥がれ落ちていくらしい。まれに出血してしまうこともあるらしいが、細かくなるまでしっかり噛みくだいてから飲み込むようにしていれば大丈夫だとか。例えば、上半分だけが剥がれて、ペロ~ンとなってしまうようなこともないらしい。

2011年6月19日日曜日

入院(扁桃摘出)7日目 / 術後5日目: またしてもプチトマト そして初のパン食...

まさかの波状攻撃 またしてもプチトマトが...


写真:今朝は食べなかったプチトマト2つ
目玉焼きは食べたが、プチトマト2つはお皿に残したまま

昨日の夕食で、プチトマトに涙目で悶絶、そして撃沈された。その記憶が冷めやらぬ今日の朝食。まさかのプチトマト アゲイン。リベンジするか? いや、ここは勇気ある撤退を! ということで、入院以来続いていた連続完食記録はここでストップ!

写真:術後5日目の朝食
ロールパン、レーズンパン、目玉焼き、マカロニ、キャベツ、すりおろしリンゴ

そして、今朝は全粥ではなく、パンだった。これも今回の入院では初めて。ロールパンとレーズンパンが1つずつ。いちごジャムもついていて少し警戒したが、これは大丈夫だった。

2011年6月18日土曜日

入院(扁桃摘出)6日目 / 術後4日目: プチトマトに涙目、悶絶、そして撃沈...

今日から全粥 朝食は32分で完食

朝起きた時は、あまり痛みを感じない。しかし、いざ食べ始めると、やはり噛んでいるときに耳のあたりが、そして飲み込むときに舌の付け根と喉がそれぞれ痛む。喉の痛みは風邪をひいたときのような痛みなので大丈夫だが、舌の付け根と耳の痛みが正直ツライ。今朝も食べ始めてから10分前後で一度心が折れそうになった。それでも完食。32分かかった。

写真:術後4日目の朝食
全粥 300g、大根、マッシュルームと茄子のトマト煮、野菜スープ、黄桃、

2011年6月17日金曜日

入院(扁桃摘出)5日目 / 術後3日目: 朝食32分、昼食25分、夕食17分

朝食は32分 まだまだってことか...

朝起きると、耳の奥あたりが少し痛むような気がした。気のせいかもしれない。でも、ちょっと違和感あるような感じ。耳のあたりが痛くないかどうかは、看護師さんに毎日チェックされていたので、これも「さもありなん」の一つなんだろう。でも、本当に痛み始めたら、ちょっと辛いかも...。

写真:術後3日目の朝食
五分粥 300g、豆腐、麩と白菜のスープ、たいみそ、白桃

舌の付け根あたりの痛みは昨日とさほど変わらない。朝食は32分かけて完食。昨日の夕食よりも痛みが気になって、やはり途中で一度心が折れそうになった。

2011年6月16日木曜日

入院(扁桃摘出)4日目 / 術後2日目: 朝食40分、昼食30分、夕食25分

食事の苦行が始まった

やはり、食事をしていると、まず噛んでいるときに舌の付け根が少し痛む。飲み込もうとすると痛みは強まる。飲み込むときには、扁桃を摘出した跡も痛む。ただ、これは熱を出して扁桃腺を腫らしたときと同じ感覚。なので、気になるのは舌の付け根あたりの痛みだ。

写真:手術後2日目の朝食
五分粥 300g、温野菜、白菜お浸し、茶碗蒸し(具なし)、ハスカップゼリー、マヨネーズ

朝食は40分かかった。いつもの2~3倍の時間をかけて、ゆっくり一口ずつ。しっかり噛みながら食べた。途中、何度か心が折れそうになるも、「時間かけていいから、しっかり食べてくださいね。それが早く治るコツですから。」という松谷先生の術前検診での言葉を思い出して、何とか頑張った。いつもは楽しい食べる時間が、苦行のような時間になるとは...。

入院(扁桃摘出)3日目: 手術翌日は流動食からスタート

手術前夜以来38時間ぶりの食事は流動食

手術後の夜は痛みが増したりすることもなく、翌朝を迎えられた。ただ、痛みのせいではなく、同室の皆さんがイビキの合唱をしてくれたので、なかなか寝付けなかったんだけど...。
さて、術後翌日から食事も再開。その最初となる朝食は流動食メニューです。

写真:手術翌日の朝食
重湯 200ml、くず湯 150ml、コンソメスープ 150ml、アップルジュース 150ml、塩 0.5g
いやー、見事に流動的な液状づくしの食事でした。重湯もくず湯も一応スプーンを使ったけど、普通に飲める感じ。最初は恐る恐る口に運んで、ゆっくり飲み込んでみたけど「キレてなーい!」じゃなくて、痛くなーい! アップルジュースはしみるんじゃないかと思ったけど、しみなーい! というわけで、あっさりと完食しました。

2011年6月15日水曜日

入院(扁桃摘出)2日目: 扁桃摘出手術後は拍子抜け?


正直、不安だらけだった扁桃摘出

今回の扁摘パルス入院の中で、最も不安だったのが扁桃摘出の手術。ブログなどでいろいろな人の体験談を読んでいると、こんなことが書かれていたからだ。
  • 「両方の口角が切れちゃっていました...。」
  • 「唇が腫れていた~」
  • 「舌を器具で押さえていた跡が残っていて痛い・・・。」
  • 「唾液や痰を拭き取るために一晩でティッシュ一箱使い切った。」
  • 「麻酔が切れたと思ったら吐き気がして嘔吐した...。」
  • 「耳のあたりがズキンズキン痛むのがツライ。」
  • 「口内炎ができてムチャクチャしみるぅ!」
...などなど。これがもう苦行の体験談といってもいいような内容ばかり。もちろん、個人差はあるし、「全然楽勝だったよ!」なんて人もいたこともたしか。でも、こればっかりはやってみないと分からないし、最悪のシナリオを描いておいたほうがいいよな・・・ってことで、実は病院に向かうタクシーの車内では、かなーりブルーが入っていったのであった。さらに、前日の検診では、大きいだの、赤いだの、膿もあるだの、癒着してそうだの、いろいろ言われたし。きっと最悪のシナリオ通りに事は運ぶんだろうなと覚悟していたのだ。

2011年6月14日火曜日

入院(扁桃摘出)2日目: 扁桃摘出手術 当日

本日、6月14日(火曜日)13時30分から扁桃摘出手術!


写真:ベッドにかけられたプレート。前夜21時から絶食、当日11時からは絶飲食、その他13時に手術室へ向かうまでのスケジュールが書かれている。

起床時刻の朝6時に起きた。というか、昨夜は就寝時間の21時に大人しくベッドに入ったものの、すぐには寝つけず。でも気づいたら寝ていたようで、何度か目を覚ましながらだったけど寝られた模様。
手術当日の朝にやったこと:
  • 歯磨き
  • 検温:36.2度
  • 体重測定:65.9キログラム
  • 吸入(ネプライザー):鼻。のど
  • うがい(アズノールうがい液)
あとは、11時から絶飲食となるので、それまでミネラルウォーターで水分を補給。

入院(扁桃摘出)1日目: いよいよ明日扁桃を摘出


いざ、仙台赤十字病院へ!

朝9時30分にタクシーで仙台赤十字病院に到着。入退院窓口で書類を提出して、耳鼻咽喉科の外来受付へ。少し待ってから入院する病棟へと案内される。入院するのは、6階のB病棟。そこでまず、身長と体重を測定したのだが、服を着たままとはいえ、体重計の数字が「67.8」と出た。うはっ、ヤバくね?

退院したら、しっかり運動しようと固く心に誓ったのであった。

そして、病室へと案内される。今回は大部屋なので、どんな人たちと同じ部屋になるのかと思っていたのだが、なんと4人部屋には誰もいなくて自分だけ。つまり、個室状態。ラッキー! 少なくとも、手術前日と当日は誰にも気を遣うことなく、ひとりで過ごせると思うと少し気が楽になった。
写真:4人部屋の病室
窓際のベッドを使用。残り3つのベッドには誰もいない!